2020年12月15日 配信

前列一番右が「ふなばし子ども食堂ネットワーク」代表・伊藤さん、左隣りが藤原さん

12/15(火)市内子ども食堂でサンタが約1500個のクリスマスケーキ配布

「ライオンズのサンタさん」が市内各所に

 船橋市内で開催される子ども食堂各所で12月12日~20日にかけ、「ライオンズのサンタさん」がクリスマスケーキを配布している。

 同企画は船橋中央ライオンズクラブ(船橋市本町1-10-10 商工会議所5階、TEL047-433-7070)が企画。同クラブは1968(昭和43)年に発足。これまでにもさまざまな奉仕活動を通し、青少年の健全育成のために貢献してきている。

 今回は同クラブから「年末のクリスマス時期に、少しでもシングルマザーの家庭の子どもたちに生きる喜びと希望を与えたい」とのことから、「ふなばし子ども食堂ネットワーク」が受け入れ窓口となり、「ライオンズのサンタさん」と題した同企画を実現した。

 ライオンズクラブの会員で、「カフェウフ。」(船橋市習志野台5)で開催された「キタナラ子ども食堂」でサンタ役となっていた藤原真太郎さんは「私たちはボランティアを支援するのが役目でもあります。今回は20人のサンタがケーキを配布しています。どういうことだったら喜んでもらえるかと考え、今回の企画にいたりました」と経緯を話した。また「この事業を通し、市民の皆さんに子ども食堂の存在を広く知ってもらい、子ども食堂への協力者が増えることを期待しています」とも。

 ふなばし子ども食堂ネットワーク・代表の伊藤由佳さんは自身が経営する「カフェウフ。」で12月12日に開催した「キタナラ子ども食堂クリスマス」において、「ライオンズのサンタさん」を合同実施。伊藤さんは「すべての子どもが安心して晩ご飯を食べられる場所を作りたい」と、同所で月1回「子ども食堂」を開催している。食材提供や仲間のサポートを受けながら、子ども食堂開催日は、子どもは無料で、子どもに付き添いの大人は300円で夕食を持ち帰れるようにしているが、今回はクリスマス企画のため、整理券を持った参加者だけが参加可能に。

 同日は「お楽しみ会」を開催した後、「カフェウフ。」店頭で弁当の配布、「焼芋屋きんちゃん」からの焼き芋プレゼント、そして「ライオンズのサンタさん」からのケーキ(2個入り)が1人1個ずつ配布された。

 「キタナラ子ども食堂クリスマス」でのお楽しみ会で、参加者の子どもたちの前であいさつをした伊藤さんは「子育て世代を応援したいという人たちがたくさん寄付をしてくれました。このようなご時世で困っている親たちもいるだろうから、子ども食堂に預けるのがいいだろうと、今回このような支援をいただきました」と子どもたちに紹介した。さらに「コロナウイルスについては、みんながルールを守らないと大変なことになります。今は辛抱して、がんばりましょう」とも添えた。

 「ライオンズのサンタさん」は市内13カ所の子ども食堂でケーキを配布し、市内だけで1460個のケーキを配布予定。19日、20日の週末で同企画が行われる開催場所は次の通り。「みんなの家こっこ」「いたくらごはんLABO」「キッズカフェまつぼっくり」「定時制PJおにぎりカフェ」「コミュニティ食堂」「つだぬまや子ども食堂」。詳細は子ども食堂ネットワークのホームページから各開催場所へ問い合わせを。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「ライオンズのサンタさん」からのケーキ

  • 同子ども食堂では整理券を持った人だけにケーキは配布された

  • 当日配布された弁当。この日は「デリゾーカフェ」が作ったという

  • サンタからケーキをもらうと、子どもたちに顔には笑顔が

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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