12/17（月）芝山団地商店会で「愛の芝山祭」

「選挙来場者証」でお得なサービス

　芝山団地商店会（船橋市芝山3）が主体となって企画した「衆院選」と連動したイベント「愛の芝山祭」が16日に行われた。

　同企画は、16日に行われた「衆院選」投票後に投票所で申請することで発行を受けることができる「選挙来場者証」を提示すると、商店会内の店舗や特設ブースで様々なサービスを受けることが可能になるというもの。この日、特設で用意した「福引」には約600人が参加したという。

　実行委員長で同商店会会長の高村清太郎さん（31）は、「商店会内店舗は14店舗中12店舗が参加。友人の助けもあってたくさんの特設ブースも出店できた」と笑顔を見せた。

　特設ブースは、「餅つき」や「福引」「あさり汁」などの模擬店に加え、芝山ショッピングプラザ2階での「大筆パフォーマンス」「マリンバライブ」などのライブパフォーマンスなども用意され「来場者証」を提示すると全てが100円となった。

　

　また、同商店会内のそば屋「多越」では「通常の土日と比較して約2倍の集客」とイベントの効果を語った。しかし、一方でこの日同商店会を夫婦で訪れていた70代女性は、「回覧板で回ってきたけど告知が遅かったのでイベントのことは今朝知った」と残念そうな様子を見せた。またこの女性は、「買い物が終わったので今日これから投票に行く予定はない」とも語った。

　今年度、高村会長のもとで立て続けに「100円商店街」「芝祭」など次々と企画を打ち立て、実行に移してきた同商店会。関係者の中には「最初の100円商店会ほどのインパクトはない。毎回、開催するごとに集客が減っている感じがする」と不安そうな様子をみせる関係者も。逆に「一回限りのイベントでも街に人が出てくる要因にはなる」とイベントの開催を待ち望む声も。

　この日、「ジェッツ応援激辛カレーパン」を50個限定で用意した商店会内パン屋の「アーノルドフジ・タカムラ」でも、「限定のパンは1時間ほどで完売。他のパンも20年前の芝山商店会のように飛ぶように売れた」と笑顔を見せた。

　同実行委員長の高村さんは、「イベント一回一回の集客は減ってきたとしても、何も無い土日よりは確実に集客が増えている」とイベントの手ごたえを感じている様子を見せた。「この辺りの投票所は芝山中学校。ここの投票率が楽しみです」とも。

↑年内で営業を終了する予定の芝山ショッピングプラザ

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