2012年12月15日 配信

12/15(土)船橋市場で「長印船橋青果」発足

「地場野菜の集荷強化」と

「仲卸」「買参人」の連携で活性化目指す

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 船橋市中央卸売市場(船橋市市場1-8-1)では、これまでの荷受会社「船橋中央青果」に代わって「長印船橋青果」(塚田章夫社長)が12月1日から青果卸売業務を引き継ぐことがわかった。

 「長印船橋青果」は、「長印ホールディングス」(長野市、資本金8000万円)の100パーセント出資子会社として新設、塚田さんは「長印ホールディングス」の取締役と新会社の社長を兼務する。長印グループとしては初の中央卸売市場への参入となり、グループ年商は620億円となる。

 営業の基本路線は、地場野菜の集荷を増やし、仲卸や買参人らと連携を強化し地域に密着した戦略を打ち出してゆくという点。同時に長野県の特産品などの取り扱いと合わせて船橋市場のブランド化を目指す。

 また、同社は市川市地方卸売市場での営業も平成15年6月1日から引き受けており同市場との効果的な連携も図ってゆく。「同じ市場内の鮮魚部門との連携も考えている」と将来の展望を語る塚田さん。「船橋の62万という胃袋をどう満足させるかがポイント」とも。

 地域連携を深め、市民に親しまれる市場を目指すことで販売目標を120億円とし、船橋中央青果の平成23年度販売実績である97億円からの123パーセントアップを見込む。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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