12/21(月)船橋のアーティストたちが思い出をプロデュースする会社「サウンディクション」
人生や出会いをこの世でただ一つの歌に
船橋市内で活躍する音楽家や映像クリエイター、フォトグラファーらが人生の節目や記念日をプロデュースする会社「サウンディクション」(千葉県船橋市松が丘5-11-15)が8月4日から始動、コロナ禍で実現できなかった結婚式のプロデュース事業などで実績を重ねている。
同社の代表は、小松優一さん(35)。小松さんは、市立船橋高校出身。船橋市内でふなばしミュージックストリートなどの実行委員長を務めるシンガーソングライター。2005年に島村楽器「HOT LINE 2005 Japan Funal」で全国2,500組応募の中からグランプリ受賞。2006年に徳間インディーズから「星でも眺めよう」をリリース。2008年にリリースした「Together」は元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂さんの初主演映画「ポストマン」で主題歌に採用。
2015年から「ふなばしミュージックストリート」実行委員長に就任。市民ミュージカル「ゆにぃ~く&ぴぃ~す(以下、ゆにぴ)」では音楽総監督を務め、ふなばしアンデルセン公園20周年記念イベントや、IKEAの10周年記念イベントなどもプロデュース。現在は、メジャーからご当地アイドル、中年男性のダンスユニットまで幅広いアーティストのボイストレーナーを務めている。
「サウンディクション」は、2015年に開設。しばらく休眠状態だったが今回ゆにぴのメンバーであり、メンバーの保護者でもある・おおむろゆうこさんが副代表に就任し再始動した。おおむろさんは、子育ての傍ら父親の経営する通信販売事業を手伝いつつ、並行して自身でも化粧品やキャンプ用品、各種のブランド品などをフリマアプリなどを活用して販売する事業も運営するママ実業家。
ゆにぴの活動を通じて、小松さんのプロデュース能力と音楽家としての才能にふれる内にその才能と可能性にほれこみ「一緒にやろう。小松さんの音楽だったらもっと多くの人を幸せにすることができる」と、共同事業を話を持ち掛け会社設立に至ったという。
会社設立後、一番最初に手掛けたのは小松さんの実妹の結婚5周年を記念する式。事情あって結婚式を行えなかった妹とその夫の為に節目を祝う式をプロデュース。二人のこれまでの軌跡を一つの楽曲に仕上げた。二人の事を良く知る小松さんは、この楽曲制作には敢えて携わらず、提携アーティストの力で完成させた。「直接の知り合いではない人の曲でも感動を与えられる仕組みを作りたかった」と、プロデュースに専念する小松さん。
同社では、楽曲の制作・提供を納品スタイルによってベーシック、スタンダード、アドバンスという3つのランクを用意。それぞれランクに合わせて、BGM制作に静止画のムービーを付けるもの、これに動画をプラスするもの、生ライブ配信と動画クリエイターによるミュージックビデオ編集などを用意する。
また、仲間と共同経営するレンタルスペース「アートバンクカンパニー」(市内薬円台)は、結婚式会場プロデュース事業にも乗り出し、専任の演出家を用意する。今後は、楽曲提供だけでなく結婚式や記念式典など幅広いプロデュースを手掛けていく予定だという。
11月には、コロナ禍で結婚式を挙げることのできなかった市内のカップルに身内で祝う結婚披露宴を提供。二人の出会いから共通の思い出、結婚を機に茂原から船橋に転居した妻の思いや、妻が勤務先から夜遅くに帰宅するのを待って「どんな顔をして食べてくれるんだろう」とウキウキしながら料理を作る夫の気持ちなどを曲や式の演出で表現。二人の絆の深さを感じさせる式として参加者らの感動を誘った。
「音楽の持つ力で『今、世界一幸せだなぁ』と思わせられる瞬間を感じさせられたら最高です」と同社の事業が持つ可能性に大きな可能性を感じる小松さん。「一緒に事業を作っていくアーティスト、クリエイターにも成長機会と気付き与えられる最高の仕事」とも。
同社の連絡先は、公式ホームページもしくは、公式フェイスブックページから。
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