2012年11月26日 配信

11/26(月)県内初「ゾーン30」整備
安全確保を最優先に30キロ制限

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 本中山地区(船橋市本中山3)では船橋警察署と連携を行い、生活道路が密集している区域内の車の最高速度を時速30キロに制限する「ゾーン30」を26日から開始した。

  「ゾーン30」は生活道路が集積している区域を「ゾーン」として設定し、車の最高時速を「時速30キロ」に規制することで交通事故防止を図る制度のこと。「車両の通過交通を可能な限り抑制し、歩行者の安全な通行を最優先する」というコンセプトをもとに設定されている。

 本中山地区は、以前から県道の渋滞により、抜け道として住居地域を通過する車が続出し問題となっていた。そのため本中山地区では地元住民、学校関係者、警察や市の関係部署で構成する「本中山地区あんしん歩行エリア協議会」を設立し安全対策すすめてきた。

 今回県内で初の「ゾーン30」が、JR下総中山駅南口から小栗原小学校にかけての約17ヘクタールを対象に整備されたことで、船橋警察署による速度規制に加え、案内標識の設置や路面表示などによって同制度の整備が行われる。

 整備に対して「ここは人通りも車通りも多く、以前から危ないと思っていた。速度制限することで、歩行者の安全が確保できて安心して利用できる」と本中山3丁目で自営業を行う男性は語った。

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MyFuna編集部

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