2012年10月26日 配信

10/26(金)運動公園近くに「福満苑」
日本人の味覚に合わせたメニュー構成

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 船橋市運動公園近くのT字交差点に中国人シェフが腕をふるう中華料理屋「福満苑」(船橋市夏見台5-11-3 TEL047-430-2188)が10月15日、オープンした。

 同店は中国遼寧省出身の店主・小林速升(ソクショウ)さん(33)が料理人を務める中華料理屋。オープンから約1週間経った今、人気の高いメニューは、焼き餃子(5本399円)と麻婆豆腐(819円)だという。店舗面積は34坪、客席数74席。駐車場は9台。

 焼き餃子は「餡がとにかく多く、かじるとこぼれ落ちるほど餡が詰まっている」と同店で食事をしていた男性。「餡は粗挽き肉を使用しているので、時折入っている軟骨が食感にアクセントを加えています」とも。

 麻婆豆腐は肉に味が良く浸み込んているために濃厚な味が特徴で、とても辛そうな外見から想像するほどは辛くないという。「仕込みに時間をかけているので、ここの料理は素材そのものに味が良く浸み込んでいます」と奈津子さん。

 店主の小林さんは中国の中学校卒業後の15歳の時から料理人として修業を開始、中国で8年間修業し23歳の時に日本へ来日した。

 日本では様々な中華料理屋で働きながら日本人の味覚を研究し、「日本では、香りが強い香辛料はあまり評判が良くない。味も少し薄味にした方が故郷の味覚に合う」と感じた小林さんは、同店では香りの強い香辛料を減らし、日本人向けに味を薄味に調整しているという。

 
 31才の時に福満苑の第一号店を鎌ヶ谷市にオープンした。研究の甲斐があり「美味しい」と口コミで人気が広がり、わずか2年間で夏目台に2号店をオープンさせたという。

 「中華料理を多くの方に好きになってもらいたいです」と、小林さんは満面の笑みで語った。

 営業時間は11時~23時(ラストオーダーは22時30分)。定休日は年中無休。
 

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↑ボリューム満点の牛肉炒飯(924円) ↑肉の味が濃厚の麻婆豆腐(819円)
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↑海鮮春巻(714円) ↑主に接客を担当している奥さんの小林奈津子さん

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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