10/22(月)女性銀行員による1日警察
梨の配布で犯罪ナシ
JUJUきたなら広場(船橋市習志野台2-6-15)で船橋東警察署による振り込め詐欺抑止キャンペーンが18日行われ、道行く人々に振り込め詐欺の注意喚起を行った。
船橋東警察署では振り込み詐欺が近年増加している問題に対して、地元の女性銀行員に1日警察官として通行人に対し注意喚起を行うキャンペーンを行った。キャンペーンではひったくり防止用のひったくり防止カバーやパンフレットを通行人に500部配布、配布物の中には犯罪「ナシ」と果物の「ナシ」を掛けて梨も配布された。
船橋市内では今年に入って振り込め詐欺が49件発生している。金額にして約7000万円。10月だけで11件、約2000万円の被害が出ている。近年の振り込め詐欺の手口は「還付金詐欺」と呼ばれる手口が増えているという。
手口は市役所の人間と名乗る犯人が、「保険金を払いすぎているので返還致します。ATMで手続きをしてください」と騙り、口座に振り込ませる方法である。この手口では、だまされた人間を銀行窓口でなく、ATMへ向かわせ操作させる事が特徴。
「銀行窓口に行くと銀行員が詐欺に気がつき失敗するから犯人はATMに向かわせようとする」と船橋東警察署の西村吉弘さん(50)は語った。
各銀行でも、銀行員に対し振り込め詐欺の指導を行う、ATMを携帯電話の電波に反応して操作できなくする機能を搭載などして振り込め詐欺対策を行っているが、ここ最近再び振り込み詐欺は増加している。
「窓口に来てくれれば防ぐ事が出来るが、無人のATMを使われたらどうしようもない。結局は被害者に常に振り込み詐欺を意識していただくほか方法は無い」と西村さんは注意喚起の必要性を語った。
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