文化祭をきっかけに高齢者の地域交流
中央老人福祉センター(船橋市夏見台1-11-3 TEL047-438-1105)で施設利用者による文化祭が12日から2日間にかけて行われ、約1500人の来場者が訪れた。
今年で35年目となる同企画のコンセプトは「あなたが主役です」。施設利用者が日頃の活動を地域に発表することで地域交流を活性化させる狙いだ。会場内ではステージ上の演目と展示の2種類で構成され、展示では施設利用者の力作が所狭しと展示されている。
「日頃の成果を発表できるのは文化祭の時ぐらい」と、水墨画を展示している山﨑紀久恵さん(71)。「自分たちの活動が発表できてありがたい」とも。
同施設は、1975年に設立された施設。退職後どこで何をしたらよいのかわからず自宅に引きこもってしまう高齢者や、話し相手が欲しいと思っている高齢者を健康で明るいものにするため、クラブ活動やラジオ体操などの活動の場を提供している。文化祭もその活動の一環である。
「ここに来る事で元気をみんなで分け合える。そんな施設にしていきたい」と、同施設所長の大野栄一さん(62)は思いを語った。
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