9/19（水）第2回ふなばしハワイアンフェスティバル

ベイエリアに昨年を上回る1万1000人が来場

　「海のある街」船橋と東北地方の復興支援をテーマに、船橋港親水公園・ららぽーとTOKYO-BAY・ビビットスクエアという3会場を使った千葉県内でも最大級のフライベントが15日、同実行委員会主催で行われた。

　同フェスティバルは、昨年のららぽーとTOKYO-BAY30周年の節目をきっかけに、市内の若手経営者らで組織している「ふなっち実行委員会」が、同実行委員会を組織し第1回大会を行った。第1回大会には、当初想定の5000人を大きく上回る約1万人が来場し会場をにぎわわせた。

　「船橋のベイエリアにはその昔『船橋ヘルスセンター』という一大レジャー施設がありました。ここでは全国でも初期の段階でフラダンスが興業として行われていたという記録がありフラと船橋は縁が深い。同じく、東北にはスパリゾートハワイアンズがありやはりフラと縁が深い。フラを通じて復興支援を考えたかった」と実行委員長の山﨑健太朗さん（36）は、イベントの趣旨を語った。

 　この日は、趣旨に賛同した船橋市内を中心に関東一円から19団体約500人のダンサーが参加、会場に彩を加えた。また、ゲストチームとして福島県いわき市から元スパリゾートハワイアンズ所属のダンサー、リノラニあゆみさんが小中学生を含んだ25人のダンスチームを率いて登場し華麗な舞を披露した。

　

　メーン会場の船橋港親水公園には、19団体約500人のダンサーがフラを披露するステージが設けられ、キッチンカーなどの飲食ブースや東北地方の復興支援支援グッズ販売、地元産のPRやハワイアン雑貨・衣料の販売ブースなど30店舗が軒を連ね来場者を出迎えた。

　また、第2会場となった「ららぽーとTOKYO-BAY」では、中央広場にサブステージを設置、かいだん広場ではウクレレライブやハワイアン雑貨の販売などが行われた。さらに今回大会から加わった第3会場の「ビビットスクエア」では、1階のメーンホールにステージを設置、2階のフードコート「キッチンタカ」では、この日限定の「マンゴークレープ」や「スペアリブロコモコ」などが提供された。

　気温32度を超える猛暑日となったこの日、約1万1000人の来場者が船橋のベイエリアで「今年最後の夏」を満喫した。次回の開催予定について「9月の同じ時期にステージを増やしてもっと大きな規模で開催したい」と意気込みをみせる山﨑さん。「できれば次回は、市やららぽーとさんと協力して会場前の道路を歩行者天国にして特設ステージを設置してみたい」とも。

　問合せは、047-421-1777（ふなばしハワイアンフェスティバル実行委員会事務局※株式会社フィット内）。

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