9/8(土)二和の梨農家で「ビックリ梨」
「40年農家やってきて初めてです!」と驚愕の表情
↑向かって左がビックリサイズの幸水、 右はLサイズ(280グラム)の幸水 |
梨生産の盛んな二和・三咲地区で農業を営む「船芳園」代表の加納一男さん(60)が、「40年以上梨生産をしてきて初めて」という1キロを超える大玉の梨が見付かった。
今回見付かったのは1キロを超える大玉の幸水。「新高でも珍しい1キロを超える大玉サイズが幸水でここまで大きなものが出来たのは初めて」と加納さんは驚きの表情を見せた。現在主力で出荷されている幸水の平均サイズは、360~420グラム程度。これまでに加納さんが製造した中で最も大きかった幸水は800グラム程度だったという。
市内で今夏出荷されている梨は「例年比で104~110パーセント程度と玉のりが良い」というが、7月以降に台風が来なかった事や天気がよく暑かった事、適度な雨量が確保されていた事、灌水がうまくいった事など様々な条件が全て満たされたために肥大したと見られている。
通常、この地域で行われている梨の大玉コンテストは「新高」で行われるが、1,100グラム超から2,000グラムに満たないものがほとんど。幸水で同クラスのものが製造されたのは珍しいという。
収獲した直後には1,100グラムを超える重さだったというこの幸水、取材時に計測した時には「水分が抜けたため」か1,000グラムを少し超えた重量だったが、生産者の加納さんは「もう、このサイズの幸水を見ることはないだろうな」と笑顔を見せた。
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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