2012年08月10日 配信

8/10(金)市内の梨直売所でも初出荷

梨以外の農産物も好評で出足順調

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 船橋市内の梨農家で直売所での販売をメーンに行っている法典地区や二和三咲地区、大穴地区の梨農家では今週から直売所の営業がはじまっている。

 8日に初出荷が行われたのは二和三咲地区に畑と直売所を構える「船芳園」(船橋市二和東2-6-1 TEL047-448-2158)。初出荷となった「幸水」は、5キロ箱で19ケース分。例年、初日は20ケース前後が出荷されているという同園、今年の初日出荷も例年通りだという。同園では、10年前からオリジナルケースを採用しており、5キロ箱と10キロ箱の2種類が用意されている。

 今年春に季節はずれの台風による「塩害」による被害が報告され収獲が心配されていた同園、その後続いた晴天で「梨の玉のりも良く、甘さも例年以上」になったと、加納芳光さんは顔をほころばせる。この日計測した同園の「幸水」は糖度が15.1度。通常、幸水の糖度は13度程度が標準だという。

 同園では例年、シーズンを通じて5キロ箱に換算して4,000~4,500ケースを出荷している。個人客の購入が多く、「9割のお客さんが昨年も購入してくれているリピーター」と加納さん。同園の梨は贈答用に多く用いられるため、品質や傷などのチェックは入念に行われる。その際、形がいびつなものや傷がついているものは「お買い得コーナー」に回される。

 「今年は収獲のピークが20日前後になりそうです」と加納さん。「ピーク時にはお買い得コーナーに並ぶ梨も多くなります。まず、お買い得コーナーで味わってみて納得されたら大切な方へ梨を贈ってみてください」と笑顔を見せた。

 営業時間は、9時~17時。梨の期間中は無休。

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 ↑出荷までもう少し幸水 ↑糖度の計測で15.1度が計測された
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↑珍しい農産物に会えるのも直売所の魅力
 写真はキワーノというフルーツ
 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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