6/28（木）二和の梨収獲予想は「例年通りの収獲」

降雹や台風の影響も受けず

↑梨の成長を見守る加納芳光さん

　船橋市内でも特に梨栽培が盛んな二和・三咲地域で梨農家を営む船芳園（船橋市二和東2-6-1　TEL047-448-2158）では、春先の降雹や季節外れの大型台風による影響を感じさせない例年通りの収獲が見込まれている。

　降雹による影響は、梨畑を覆うネットの影響で免れたが、台風による強風で「塩害」を受けている梨農家が多いというのが二和・三咲地区。「強風による影響で畑の半分くらいは葉が影響を受けています」と、船芳園の加納芳光さんは被害の状況を語った。葉が黒くなっている部分は、台風の被害によって枯れているものだという。被害は、畑の半分ほどにも及ぶというが「それでも、収獲にそれ程影響を与えないので例年通りの出荷が見込めそうです」と笑顔を見せた。「葉が落ちてしまった分、多少のサイズダウンは免れないのでは」とも。

　船芳園は、バス通りに面した場所で直売所も営む。直売所で梨を購入するメリットについて加納さんに尋ねると、「農家は梨だけでなく他にもたくさんの野菜や果物を栽培しています。新鮮な農産物を梨と一緒に購入できるのはなんと言っても直売の魅力」と力強く語った。

　同園で作付けしているのは枝豆やとうもろこし。市内の他直売所では、トマト、きゅうり、じゃがいも、タマネギ、ネギ、ダイコン、ニンジン、ショウガ、ゴーヤ、インゲン、ハクサイ、米なども栽培され直売されている例があるという。

　問合せは、047-448-2158。

↑台風の影響で枯れてしまった葉	↑多少のサイズダウンが予想される今年の梨

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