6/26（火）レンタルボックスと雑貨・グリーンの店「yumehana（ゆめはな）」

人とのつながりを大切に―手作りの温もり溢れるお店

　前原駅から徒歩5分、レンタルボックスと雑貨・グリーンの店「yumehana（ゆめはな）」（船橋市前原西6-6-14　℡047-475-9772）が4月25日のオープンから二ヶ月を迎え、小学生から年配者まで幅広い年齢層の利用者が訪れ、リピーターも増えているという。　

　約12坪ほどの白を基調とした店内には、「花が大好き」というオーナーのまきこさん（64）が作るアートフラワーをはじめ、可愛らしい雑貨がたくさん並ぶ。壁面に備え付けられた棚には、ハンドメイドが好きな出店者による作品も置かれ、手作りの温もりが溢れる。

　同店では様々な要望や予算に応えながら丁寧に仕上げる「アートフラワーアレンジメント」が好評で、フラワーアレンジメントの資格を持つまきこさんがオーダーを受けてから花材や資材を一から選ぶ。世界に一つしかないオリジナル作品はプレゼントにも人気だという。「作るのが楽しい、またお客様が喜んでくれるのがうれしい」と語るまきこさん。苔玉作りでは、苔を採取するところから始まるというこだわりが、作品に温かみを感じさせる。

　レンタルボックスは、1ヵ月単位で決められたスペースを貸し出し、借り手はハンドメイド作品を並べ、販売することができる。スペース内は、商品構成を考えたり、ディスプレイ構成なども楽しめるので、手軽に小さなお店のオーナー気分が味わえるのも魅力。料金は棚の位置や大きさによって異なり、下段でワンボックス1,500円から。また500円から利用できるスペースも用意されているので、工夫次第でいろいろな作品が並べられる。

　「おしゃべりに花が咲いてしまうこともある」と話す気さくなスタッフは、まきこさんの娘でもある双子の姉妹。二人で仕入れや店内ディスプレイ・レンタルボックスの管理などをしながら、店の運営を支えている。「手作り品と花でいっぱいにし、自然と人が集まるようなお店にしたい」と、店内では月に1回ほどイベントも企画。22日には「ドライフラワーリース手作り会」が行なわれ、近所に住む常連たちがおしゃべりと共にリース作りを楽しんだ。

　次回のイベントは、7月５日（木）６日（金）に、ハンドメイドマーケット「yumehana手作り展」を開催予定。

　営業時間は、10時～18時。日・月曜定休。

（池田）

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