2012年06月19日 配信

6/19(火)太宰治ゆかりの船橋で「桜桃忌」

市民の愛好家グループが太宰をしのぶ

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 かつて船橋市に住んでいたとされる昭和の文豪「太宰治」をしのんで、行われてきた「桜桃忌」を船橋でも行おうと、市民の愛好家グループによる「桜桃忌」が市民文化ホール横の太宰文学記念碑の前で行われた。

 船橋の「桜桃忌」は、太宰生誕100周年を迎える前年の2008年に始まった。この日は、太宰文学の愛好家ら約10人が集まり、小説の一説の中から船橋に関する部分を抜粋して朗読、作品にちなんだ「桜桃(おうとう)」(=さくらんぼ)を参列者らが順に供えていった。

 太宰の死後から続く「桜桃忌」。三鷹では、太宰の死後、彼と関係の深かった人々によって開催されてきたというが現在では10代~20代の若者も含めて数百人が集まるイベントとして定着しているという。昭和40年ごろに「太宰治賞」の発表と受賞者紹介もこの「桜桃忌」から始まったという。

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MyFuna編集部

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