6/1（金）船橋再発見の旅「掘り起こそう船橋」開催

 市民8名が参加し、市内施設を探訪 

　船橋市民を対象とした「掘り起こそう船橋」の施設探訪ツアーが31日、船橋市飛ノ台史跡博物館（船橋市海神4-27-2 TEL 047-495-1325）と埋蔵文化財調査事務所（船橋市二和東5-32-17　TEL 047-449-7153）を会場にして行われた。

　市内の施設を探訪して船橋の事をもっと深く知ってもらおうと、八木が谷公民館（船橋市八木が谷2-14-6　TEL 047-448-5030）主催で行われた同ツアー。この日最初の施設探訪は、飛ノ台博物館。日本で初めての「炉穴」の発見や、平成5年に「合葬人骨」発見で全国的に注目された同施設。学芸員の説明により、発掘された貝塚や遺物を通して縄文時代の船橋における生活文化が紹介され、参加した八木が谷在住の女性は「今まで知らなかった発見があって面白かった」と、笑顔を見せた。

　その後、新京成線新船橋駅から電車に乗り、出土遺物等の資料整理などを行う埋蔵文化財調査事務所（船橋市二和東5-32-17　TEL 047-449-7153）を訪問。時代にそった土器の展示を鑑賞後、発掘された土器の修復作業も体験。実際に土器を手にとれる機会に、参加者は興奮を隠しきれない様子だった。

　「今まで住んでいた『船橋』の新しい発見になったらいい。今後は若い人もどんどん参加してくれると嬉しいです」と、今回のツアーに同行した八木が谷公民館の宝田さん。

　同ツアーは2回開催で、次回は6月7日に郷土資料館（船橋市薬円台4-25-19　TEL 047-465-9680）と陸上自衛隊第一空挺団(船橋市薬円台3-20-1 TEL047-466-2141【内206】）を訪問予定。途中参加の申し込みは受け付け不可。

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