2020年12月06日 配信

高根木戸駅からは徒歩約5分

12/6(日)高根木戸駅近くに唐揚げメインの店「とりまここから」

テイクアウトにも力を入れて

 高根木戸駅から芝山方面へ進んだ場所に唐揚げをメインとする「とりまここから」(船橋市芝山6-62-9、TEL047-402-2992)が11月3日にオープンし、約1カ月が経過した。

 同店の店主は船橋市内に長く住み、以前は料理人として式場で懐石料理を振る舞っていたという。しかし、一旦飲食の仕事を離れたものの、やはり飲食店で働きたいという思いが強くなり、自分で店を経営することを決意。市内で営業に適する場所を探しているうちに、現在の場所に出会い、契約。開業準備を始めようとした矢先に新型コロナウイルス感染症の感染拡大が始まり、一時は開業をあきらめるべきか悩んだこともあったというが、「一度決めたことなので、やり通したい」という強い気持ちで、時期を見ながら今秋同店をオープンさせた。

 同店の場所は、隣りに広い駐車場を構えたコンビニがあり、以前はラーメン店が入っていた。「このエリアを訪れた際、ここがとても平和な地域だなと感じたんです。治安もいいし、地域密着な感じがして。この場所が気に入り、ここでの開業を決意しました」と店主。

 ラーメン店が閉店してから月日が経っていたため、店内は内装をフルリニューアル。一度スケルトン状態にし、一から店舗を作り上げたという。

 約11坪の店内にはテーブル席は設けず、カウンター席を6席用意。テイクアウトにも力を入れ、メニューは単品料理のほか、弁当も用意する。唐揚げは単品の場合、モモ3個330円~(以下、イートイン時は全て税別。テイクアウトは税込)、ムネは3個270円~となる。

 使用する鶏肉はすべて国産の「あべどり」を使用。「いろんな鶏肉を試しましたが、あべどりは何もしなくても甘いんです」と店主。

 弁当メニューは唐揚げ弁当A(モモ2個、ムネ2個)550円、B(ムネ4個)500円、C(モモ4個)580円。唐揚げの量が増えているデラックス弁当も用意する。

 そのほか、バリエーションに富んだソースも手作りで用意し、「チキン南蛮弁当」(600円)、「チリマヨ唐揚げ弁当」(600円)などもあるほか、フライドポテト(350円)、枝豆(350円)といった酒のつまみになるメニューもそろう。

 ドリンクメニューにはアルコールも用意し、生ビール(キリン一番搾り、450円)や、ハイボール、果実酒、サワーなど各種アルコールをそろえ、ちょい飲みにも対応する。

 同店のメニューを唐揚げメインとした理由は「自身の3人の子どもはそれぞれ好みが違うが、唯一共通して好きな料理が唐揚げだったことから、唐揚げはきっと多くの人が好きなメニューに違いない!と思い、唐揚げに絞りました」と店主。

 なお同店では「ドクターフライ」という機器を導入しているため、「揚げ物が苦手」という店主の妻は「私は揚げ物が苦手ですが、ドクターフライで揚げた揚げ物なら平気です。軽くて全然脂っこくないんです」と笑顔を見せる。

 店名には「とりあえずここからどう?」という意味を込めているというが、鶏肉の「とり」、唐揚げの「から」、店主・妻のニックネーム「ここ」も入った店名なのだとも。

 店主の妻は「オープンして1カ月経ちました。老若男女、いろんな人に来ていただけてうれしいです。一人暮らしの男性も通ってくださっていて、みなさんの食卓の一員になれていれば、うれしいです」と話す。また、「揚げ物を家でやるのが大変だというママたちにも、『唐揚げだけは外で買って帰ろう』というように、気軽に使ってもらえたら」とも話している。

 店主は「注文を受けてから揚げるため、どうしても揚げるのにお時間をいただいています。可能な限り、電話予約をいただけたほうがお待たせしません」とも付け加えた。

 営業時間は11時~14時、17時~21時。火曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「からあげ弁当」のイートイン提供スタイル

  • カウンター席の店内

  • フライヤーには「ドクターフライ」を導入している

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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