3/20(火)第25回 海神中学校吹奏楽部 定期演奏会
勢いのある「トリトンサウンド」が聴衆を魅了
今期日本管楽合奏コンテストで全国大会出場を果たした海神中学校(船橋市海神4-27-1)吹奏楽部が今回で25回目となる定期演奏会を20日、同校体育館で行った。
同校吹奏楽部は、「海神」という地名から名付けた「トリトンサウンド」という異名をもっており、この日の定期演奏会ではその異名に沿うような迫力のある演奏で集まった聴衆を魅了した。
演奏会は、全3部構成で行われ、1部では軽快でノリの良い「ディズニー・パフォーマンス」を5曲、2部では日本管楽合奏コンテスト全国大会最優秀賞受賞曲の「ワイルド・ナイツ!」や2010年度コンクール曲「祝典序曲」など4曲を披露した。3部では2012年吹奏楽コンクール課題曲の「じゅげむ」を含め6曲を演奏、最後はアンコール曲で会場を沸かせた。
演奏会には、卒業生(高校生)やOB・OG(大学生・社会人)も手伝いに訪れ、演奏にも参加した。「この1年、卒業生や音大に進学したOB・OGが講師として協力してくれた」と同部の保護者。この日も、演奏会に11人の大学生、7人の高校生が参加していた。
この日、演奏会の開催を近所で聞き付け体育館を訪れたドイツ在住のH・Pさんは「(ドイツで)普段から音楽にふれる生活をしているけれど、中学生の演奏はまた別物。生で聴けたのは良かった。学生時代を思い出させてくれた」と演奏会の感想を語った。
また、同部顧問の河野千尋先生は、「みんなで創り上げてきた楽団と音楽だから『みんなの定期演奏会』にしたかった」と顔をほころばせた。
この日、同校体育館には約400人分の客席が用意されていたが、保護者や近隣住民、小中学生などでほぼ満員となった。
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