2012年01月01日 配信

1/1(日)2012年初日の出クルーズ/NPOベイプランアソシエイツ

2012年の夜明け「初日の出クルージング」60人が参加

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 船橋港に停泊する大型の漁船から初日の出を見る企画「初日の出クルージング」が1日、市内のNPO法人「ベイプランアソシエイツ」の主催で行われた。

 同法人は、東京湾に残された貴重な自然環境『三番瀬』をテーマに「天然資源の保護や海辺の景観美化」などを活動として掲げている。活動の一環として、毎年恒例で行われている「初日の出クルージング」は、同法人の代表で船橋市漁業協同組合の代表理事組合長を務める大野一敏さんの所有する船で沖合いからその年最初に昇る日の出を拝む企画。

 この日は、あいにくの曇天となり水平線上から昇る朝日を見ることは出来なかったが、旧南極観測船の「しらせ」や、東京湾に浮かぶ不思議な自然島「貝殻島」などを間近で見学する事が出来た。また、着岸直前には、雲の切れ間から「初日の出」を拝む事もでき、企画に参加した約60人の市民は満足気な様子だった。

 港に戻ると、船橋港で水揚げされた「ホンビノス貝」を使った「漁師汁(クラムチャウダー)」もふるまわれ海上の強烈な海風で冷え切った体を出来立てのスープで温めた。

 

 2012初日の出クルージングに夫婦で参加した今村裕美さん(30)は、「日の出を見ることは出来なかったが、船に乗る体験自体が楽しかった。ホンビノス貝のクラムチャウダーも美味しくて満足」と笑顔を見せた。また、家族4人で参加した鈴木佳奈さん(10)は、「景色がきれいだった。スープも美味しいので来年も参加したい」と語ってくれた。今回で4回目の参加だった清川圭三さん(67)は、「昨晩の2011大晦日クルージングに参加して見事な日没を見た。雲に隠れる日の出も風情があって良いのでは」と語った。

 同法人は、新年1日の「初日の出クルージング」に加え大晦日の「大晦日クルージンズ」やジャズバンドを聴きながら夕暮れを楽しむ「サンセットクルージング」など海を楽しむ催しも多数主催している。

 問合せは、同法人事務局090-3106-6679。

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↑日の出時間に船長の音頭で「乾杯!」

↑日の出を見られなかったので特別に「しらせ」

と「貝殻島」を見学するコースが追加に

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↑船橋港のホンビノス貝でつくった

「漁師汁(クラムチャウダー)」を堪能

↑「寒かったけどスープがおいしい」と

笑顔を見せる鈴木佳奈さん(10)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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