2020年11月16日 配信

11/16(月)船橋港で「第45回船橋ボートパークヨットレース サッポロビール杯」

優勝の栄光は2大会連続でチームOHANA

 船橋港の付帯施設「船橋ボートパーク」(船橋市日の出1-3-7)で11月15日、第45回船橋ボートパークヨットレースサッポロビール杯が行われチームOHANA(オハナ)が2大会連続の優勝を決めた。

 千葉県の公式ホームページによると、船橋ボートパークの開設は平成20(2008)年4月。東京に近い距離であること、駐車場(123台分)やトイレなどのインフラ施設が完備している事から人気の高い施設だという。現在は、浮桟橋4本に約200艇のボートやヨットが係留されており、同施設の水域は1万1200平方メートル、陸域は5800平方メートル。

 同大会は、船橋ボートパークを利用しているヨットオーナーらがコミュニティ醸成と操縦技術の向上などを目的に3月、6月、9月、11月の年4回開催。主催者によると「2009年頃に始まって今大会で45回目の開催を迎えた」という。各会にはヨット20~25艇ほどが参加するが、今大会の参加は21艇。参加者は40代~50代のオーナーやメンバーが中心で今大会の最年長者は72才だったという。

 船橋ボートパークを出艇したヨットは、習志野市茜浜のZOZOTOWN倉庫沖を11時にスタート。東京湾の沖合に浮かぶ千葉港波浪観測塔を回り、タイムリミットは14時。制限時間内で一番早く出発点に戻ってきたチームが勝利というシンプルなルール。

 しかし、同大会ではヨットの大きさや性能によって最大スピードが異なる事から予めハンディキャップが定められており、着順に修正タイムを加えることで最終的な勝者が決まるのだという。

 大会のあったこの日、11時頃はほぼ無風のスタート。参加者らは風をつかむためセイルの角度を変えるなどして試行錯誤のスタートだったという。昼頃から徐々に風が吹き始めると全艇が風を受けた帆を張り、一斉にスピードを上げていき本格的に競技が始まったのだという。

 着順では「ソルティシュガー」が1位だったが、タイムの修正を加えた結果、同艇は7位に。着順では2位だった「OHANA」が修正タイムで1位に浮上し前大会に引き続いての優勝を決めた。優勝チームには、優勝カップと大会スポンサー「サッポロビール」から賞品として缶ビール1ケースが贈られた。

 同ボートパークでは、年4回のヨットレースに加え、1月には餅つき大会も実施。12月にはサッポロビール園でジンギスカンとサッポロビールで忘年会を行うなどオーナー間での交流が盛んだという。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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