15日のライブ配信に「ひがふな～ドン」も登場

11/15（日）「ひがふなフェスタ2020」オンラインで開催

自転車デリバリー隊で15日限りの「ヒガフナイーツ」

　2015年から始まった「ひがふなフェスタ」が、今年は11月14日15日にオンラインで開催。15日は東船橋駅周辺の飲食店からボランティアの自転車デリバリー隊が商品を届ける「ヒガフナイーツ」を実施した。

　同イベントはこれまでJR東船橋駅を利用する学生、社会人、地域の児童や学生などに対して、駅を中心に、防災、防犯の強化や東船橋の魅力を幅広く認知訴求していくこと、さらに、地域住民の横のつながりとして、安心、安全、健全な街づくり、豊かな街づくり、誇れる街づくりをしていくことを目的として開催してきた。

　主催するのはひがふなフェスタ運営事務局で、ひがふなSHOW展街、ひがふな委員会、ひがふなフェスタ協賛会が協賛している。

　同事務局局長の上内健生さんは、開催が危ぶまれていた中での今回の開催について「中止という判断はある意味簡単なことですが、こういう状況だからこそ、大人の私たちが子どもたちに対して『できないことをできないではなく、できるための方法を考える』という姿を見せられたらという強い想いから、今回の企画・開催を発表させていただくことになりました」と発表している。

　同イベントは14日は事前収録したステージ演出を編集した動画を14日の10時にYouTube上で公開。地域で活動するバンドやダンスチーム、県立船橋高校の部活動や地域の保育園からの発表動画も配信された。

　14日配信開始された動画には、松戸徹市長や宮本自治会連合会会長・海老原勇さんも挨拶を寄せ、海老原会長は「地域の人々をつなぐといった同イベントの趣旨に会としても賛同しています。開催に努力していただいた事務局のみなさんにはたいへん感謝しています」と話し、「また来年は素晴らしい第7回を迎えたいと思っておりますので、その際はよろしくお願いします」と話していた。

　15日は、YouTubeのライブ配信で、宮本公民館から配信。ステージでは発表の機会を失っている団体が日ごろの練習の成果を披露。「WAKABA I.S. STARスタジオ」や「M☆キッズダンス」「陸上自衛隊東部音楽隊」がステージを使って発表した。

　また、15日には昨年新しく登場したキャラクター「ひがふな～ドン」もライブ配信に登場。船橋整形外科のスタッフとともに、ストレッチなど自宅でできる運動を披露するシーンもあった。

　同じく15日は、自転車デリバリー隊が注文商品を届ける「ヒガフナイーツ」を実施。これは、「ひがふなSHOW展街」加盟店・飲食店の料理を注文すると、「ヒガフナイーツ隊」と呼ばれる自転車デリバリーのボランティアスタッフが注文商品を届けるという企画。

　デリバリー可能店舗は「庄や東船橋南口店」「かんたろう」「アルマドーレカフェ＆バー」「ピッツェリアアルマドーレ」「モスバーガー東船橋店」「金庄・茶茶石焼のり工場直売所」。配達可能地域は、宮本中学校区とし、いずれも14時まで注文可能。

　また、11月29日までは東船橋駅の改札前で「な～ドンの仲間たち写真展」を実施しているほか、11月15日から12月15日までは「ひがふなSHOW展街キャンペーン」として、同商店街で買い物をするとその場で当たりかハズレが分かる「スクラッチ＆ナンバーズキャンペーン」を実施している。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください