2011年11月19日 配信

11/19(土)食と健康=子供と食物アレルギー/船橋地域福祉・介護・医療推進機構

菓子工房アントレ(海神)の高木シェフと

松永小児科の松永院長が「食物アレルギー」シンポジウム

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 食物アレルギーに悩む子どもを抱える家族やアレルギー対応の食事をつくる仕事に就いている市民を対象として、公益社団法人船橋地域福祉・介護・医療推進機構が、海神公民館で「食物アレルギー」シンポジウムを行った。

 同シンポジウムでシンポジストを務めたのは、松永小児科(船橋市本町6-7-10)の松永成太院長と菓子工房アントレ(=海神6-8-2)の高木康裕シェフに、食物アレルギーに悩まされているAさん親子が患者代表として演台にあがった。

 この日のプログラムは、講演とシンポジウムの二本立て。最初、松永成太医師が講演「食物アレルギーその診断と対処法」で、食物アレルギーとはどのようなものなのか、そして食物アレルギーの発症メカニズムについて紹介した。

 続いて、高木康裕シェフによる「パティシエが教える卵と粉と乳を使わないおいしいお菓子の作り方」と題した講演が行われた。講演の中では、この日の為に制作された特製DVDが流されアレルギーの三代要素と言われる「卵」「小麦粉」「乳製品」のいずれかを使用しない「おいしいお菓子」の作り方が実演された。

 その後、Aさん親子も参加し、土居内科医院副院長(=東中山1-8-10)の土居良康さんをコーディネーターに「子どもと食物アレルギー」と題したシンポジウムが行われた。シンポジウムの中で、Aさん親子は、「激しい運動の際に症状が現れた食物アレルギー」発症時の話を聞かせた。

 この日、シンポジウムに訪れた市内在住の主婦は、「子どもがアレルギーの為、誕生日にケーキを食べることが出来ず可哀想に思っていた。少しでもヒントになればと思い参加しましたが、料理のアイディアが広がり参加してよかった」と語った。また、保育施設に勤務する別の女性は、「焼き菓子については知識があったが冷やして食べる菓子についての知識は無かったので参考になった」とも。

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MyFuna編集部

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