2011年10月20日 配信

10/20(木)家康由来の「奉納相撲」60人が参加/船橋大神宮

家康由来の「奉納相撲」に60人が参加。

船橋大神宮境内で-横須賀から自衛官も

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 船橋大神宮で毎年10月20日に恒例行事となっている「奉納相撲」を開催、県内各所から自衛官が多数参加した。主催は、船橋市恒例相撲委員会。

 船橋大神宮奉納相撲の歴史は古く、天正18年(1590年)にさかのぼる。徳川家康公が東金に鷹狩りに行く途中、船橋大神宮で漁師の子らが元気に相撲をとる姿にいたく感心し、信仰厚かった船橋大神宮に奉納したと伝えられている。以後、奉納相撲の主体は大人相撲へと変わっていったものの、10月20日開催の大人相撲には前座として子ども相撲をとらせるのは、故事によるものとされている。

 また、奉納相撲の特徴として、子供同士の取り組み時には「はっけよい、のこった」ではなく「豊年、万作」と声を掛けるのだ。

 歴史深い、船橋の奉納相撲は「ケンカ相撲」としても知られており、関東各地から人々が集まり力比べに興じる。自衛隊千葉地方協力本部からも県内の自衛官が毎年30~40人参加する。今回は特に、海上自衛隊横須賀警備隊から15人が参加。奉納相撲を盛り上げた。

 この日、奉納相撲に最高齢で出場した山下秀樹さん(58)は「自然のもとで相撲をとることの出来る大神宮はとても楽しい。勝ち抜きと団体戦の両方を楽しめるのも魅力的」と笑顔を見せる。

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MyFuna編集部

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