10/4(火)一生物の家具が見付かるお店/葉山ガーデン
無垢の木を使用した一枚板の家具
デザインは飽きのこない北欧風のオリジナル
無垢の木を使用した家具が特徴の高級家具販売店「葉山ガーデン」の船橋店がオープンから半年を迎えた。同店のオープンは、東日本大震災の翌日3月12日(土)。オープン直前に未曾有の大災害を経験した同店は、このほど「ようやく軌道に乗ってきた」(浜口宏之店長)という。
オープン前日、既に商品は搬入と陳列を終え、告知も済ませ残すところは明日のオープンを待つのみ。というタイミングであの揺れが同店を襲った。「一部、鏡やランプなどの小物に被害はありましたが、幸いなことに震災によって倒れた家具は無く、商品はほとんど無事でした」と、当時を振り返る浜口宏之店長。
株式会社葉山ガーデン(三浦郡葉山町上山口)は、外溝や植木、ガーデニングを生業として創業。木に関する知識を蓄積し、無垢の木を使用した一枚板の高級家具販売で業績を伸ばし、関東を中心に現在19店舗。北海道の旭川で数社の家具工場と提携、ここでグループ店全てのオリジナル商品を製造している。船橋店は、同社の18店舗目で5年前にオープンした八千代店がこのほど船橋店として移転してきたものだ。店舗面積は、1階・2階合わせて約300平方メートル。
同店の取り扱っている家具は、北欧風のオリジナルデザインで飽きのこない落ち着いた風合いが特徴。普遍的なデザインの為、家具を買い足しの際にも以前購入したものとの「ちぐはぐ感」が無く調和するという。また、「無垢の木を使用しているため家具自体の耐用年数が長い」(浜口店長)という。
客層は、50代を中心に30~60代で、「ある程度生活にゆとりのある層」が多いという。「私が配送員出身の為、自社配送で設置から簡単なメンテナンス、補修まで行う事が出来る」(浜口店長)という点が船橋店の特徴だという。震災直後は、予定の客数の3分の1ほどだったというが、「7月からようやく軌道に乗り始めました」と店舗運営に手ごたえを感じている様子。
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