2011年07月06日 配信

7/6(水)約200万円のゴーヤ棚を寄贈/船橋造園協同組合

船橋市役所入口付近に

涼をとるゴーヤ棚を寄贈

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この日植えた苗は1ヶ月から1ヵ月半程度で

頂上まで育つという。

 船橋造園協同組合(畠山勇雄理事長)は、猛暑の予想される今年の夏 地球温暖化防止と節電効果の両方を狙って約200万円のゴーヤ棚を船橋市へ寄贈した。「ゴーヤ棚を入口付近に設置する事で多くの人の目に留まる。そうすることで節電や地球温暖化防止に対する心を持ってもらえたら」と意図し、市役所入口付近に同棚とゴーヤの苗10本を合わせて設置した。

 「ゴーヤは気温が熱くなってからの成長が早くこれから1ヶ月から1ヵ月半程度でアーチの頂上付近まで達します」と畠山理事長は説明。棚をアーチ型にしたのは「市役所の入口なので美観を考えて美しいアーチ型にしました」と笑顔をみせる。

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節電に抜群の効果。ゴーヤの遮光性

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 船橋市役所環境保全課では、ゴーヤ棚に先んじて課内でのゴーヤ栽培を行いゴーヤの節電に対する効果を検証していた。市地球温暖化対策室の辰ノ口室長背後の窓にはゴーヤ蔦がビッシリと張り巡らされている。「見た目にも優しく、体感温度もかなり低い。ゴーヤは節電に寄与します」と自身満々で紹介する。目の前で温度測定をすると、『ブラインドで遮光している窓』が29.6度だったのに対しゴーヤで遮光している窓は25.4度とおよそ3度の差があることがわかった。

 市では平成20年度にゴーヤを育てた海神公民館や海老が作公民館など市内6公共施設の実績で、日陰部分では最大6度、外気温は1~2度程度低くなるという調査結果が得られている。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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