6/17(金)アンデルセン公園派遣職員が被災地訪問を市長へ報告/船橋市役所
デンマーク王国皇太子の被災地訪問にアンデルセン公園が協力
アンデルセンが被災地に届けた「笑顔」と「励まし」
震災後の6月14日(火)、海外王室としては初めて被災地を慰問したデンマーク王国フレデリック皇太子が、かねてより復興支援をしている宮城県東松島市を訪れ、保育所・小学校などで被災地を励ました。
世界的に知られているH.C.アンデルセンの母国デンマークとのかかわりから、大使館よりふなばしアンデルセン公園に「被災した子どもたちに笑顔が戻るようなワークショップをして欲しい」と声が掛かり、皇太子とのコラボレーションが実現した。
同日、同園職員5名が東松山市の市立赤井南保育園を訪問、4~5歳児27名の園児に対し、普段子ども美術館で行っている「アンデルセンスタジオ親指姫」の童話の世界を披露し、フェイスペインティングで童話の世界を演出。
園児たちは真剣なまなざしで話に聞き入っていたという。最後に子どもたちに「缶バッチ」に入れる絵を描いてもらい、H.C.アンデルセンに扮した同園職員のシルクハットに入れ預かると、後日完成した缶バッチとアンデルセン童話をプレゼントする事を約束した。
また、園児たちへ船橋産の人参やデンマークのチョコレート菓子のプレゼントが行われると、山口保育園所長からは、「震災から3カ月を過ぎたが、思うように遊べなかった。子どもたちが喜んでいる姿を見られて本当に良かった」とコメントがあったという。
最後にH.C.アンデルセンに扮した職員が、保育園の職員・園児に対し「人を思いやる心が大切。強く、たくましくがんばるように」と声をかけ励ました。
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