4/21(木)しっくい造形作家の作品展/ものづくり空間イイシル
さわって 感じて 身近に感じるアート
船橋市藤原のものづくり空間イイシルでは、造形作家の小林奈生さん(25)による作品展を行った。この作品展は、さわって漆喰の触感を楽しむ事のできるユニークなもので、大小13点の作品が展示された。
テーマとなっているのは「ひんやりとした祈り」。抽象画を思わせる作品群は、木製のパネルに染料を混ぜたしっくいを上塗りし、鏝(こて)で磨き上げる事で独特の表現が実現した。近寄って、触れて、視覚だけでなく触覚でも楽しむ事ができる。「是非、しっくいのひんやりとした感覚を体験して欲しい」と小林さん。
小林さんの作品は美術館などで展示される際、「作品に触ってみてください」と注意書きを出すほど。「アートの世界をもっと身近に感じて欲しい」という想いから17日にはワークショップも開催。子供から大人まで60名以上の市民が参加したという。
| 磨き続ける事で輝きを増すしっくいの作品 | イイシル空間長の堀川氏 |
| 大小13点もの作品が並ぶ | 船橋市藤原1-27-32 |
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| 鑑賞者によって何かの形に見えるから不思議 | |
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ワークショップではしっくいの技法を 体験する事が出来る |
今回のワークショップはイイシル史上最も 多くの来場者が訪れたという |
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「磨くとピカピカになるのが楽しい♪」と 子供達に大人気のワークショップ |
製作者によって様々な表情を見せるしっくい |
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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