2011年04月03日 配信

4/3(日)水神祭/船橋市漁業組合

西暦1600年ごろから伝わる船橋の無形文化財

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 市内で西暦1600年ごろから伝わってきた『水神祭』。もともとは、海上での安全や豊漁を祈る漁師達の水信仰の神事だが、古くから続いている事や、雅楽の演奏や神楽が行われることで近年特に注目を見せている。水神祭は、毎年4/3に開催され過去に大雨、暴風雨でも開催しているという。この日は、4月にもかかわらず冷え込みのひどい日だったが、当然のように水神祭が開催された。

 水神祭では、山神舞、みこ舞、猿田舞、蛭子舞という4つの神楽が行われる。全ての神事を終えると恒例の餅撒きが行われる。この餅撒きのタイミングになると多くの近隣住民が漁港に押し寄せ、豊漁を一緒になって祈る。

 尚、先の震災の影響により市内の水産業者は大きなダメージを受けている。船橋漁港には高さ2mほどの津波が押し寄せ、漁船二隻が転覆。収穫間近だった海苔漁は9割り方が流されてしまったという。それでも「落ち込んでもしょうがないっしょ。これからまた仕込んで前向きに頑張ります」と海苔漁のA氏は語る。

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MyFuna編集部

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