2/20(日)市民公開シンポジウム―命としての「食」・楽しみの「食」 そしてつながる「食」―/船橋地域福祉・介護・医療推進機
ららぽーとで市民公開講座開催
「命」と「食」の大切さを語る
「介護」と「食」をテーマに各々趣向を凝らした 最先端情報が満載のブースを展示 |
船橋地域福祉・介護・医療推進機構 高木理事長 |
船橋市民に医療と介護の垣根を超えたサービスを提供するために設立された船橋地域福祉・介護・医療推進機構は、この日設立以来2回目となる市民公開シンポジウムをららぽーとTokyo-bay内センターコートで行った。尚、この公開シンポジウムは船橋市市民公益活動公募型支援事業に採択された事業である。
シンポジウムのパネラーに訪問診療の第一人者である医療法人至髙会たかせクリニック院長の髙瀬義昌氏、TVチャンピオンで優勝経験のある日本を代表するパティシエで菓子工房アントレ専務取締役 髙木康裕氏、社会福祉法人修央会 特別養護老人ホーム百寿苑で管理栄養士として活躍する白鳥俊洋氏を第二部シンポジウムに、第三部シンポジウムには、西船橋小松菜パウダー会 会長の平野代一氏、船橋市保健体育課給食指導係長の大江玄明氏、市内小学校での食育講座を通じ食の大切さを伝えてきたお米マイスターでまきの米店代表の牧野基明氏、コーディネーター兼司会者に、船橋縁の歌手で自らも主婦として活躍している横洲かおる氏を配し、「介護」と「食」、「旬」と「食」を通じたシンポジウムが行われた。
シンポジウムの前に、高瀬氏による基調講演『認知症診療における介護と食』を実施。認知症の予防にビタミンミネラルなどをバランスよく取る食事が必要である事、血管障害が認知症の原因となる事など講演の中で語った。
第二部シンポジウムでは、医療・介護の分野から見る「食」に人を楽しませることに長けたパティシエ髙木氏の技術を導入することで、これまでとは全く違った角度からのアプローチで「食」をとらえる事による気付きが得られた。
第三部では、船橋市内の学校給食現場で実際に行われている取り組みについて大江氏から報告。農業の現場から伝える食育、商業の分野から伝える食育の取り組みについて意見が交わされた。
基調講演、シンポジウムを中心にセンターコートではブースを展開。石井食品、クリニコ、テルモ、フクダ電子、パラマウントベッド、EN大塚、まきの米店、平野農園による「食」と「介護」をテーマにしたブースには多くの来場者が興味を示し数百名がこのシンポジウムに参加した。
司会兼シンポジウムのコーディネーター 横洲かおる氏 |
重いテーマにもかかわらず多くの来場者が シンポジウムに耳を傾けた |
来場者が並んだ ←石井食品…おいしい制限食・病院食を展示 |
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↑→高カロリーのゼリーや栄養バランスの良い ゼリーなど |
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↑かむ力の弱まった介護者向けの新商品 歯茎でこの食材にはまだまだか係りそうです。 |
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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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