2020年10月27日 配信

なしダンスコンテストで入賞した受賞者たち

10/27(火)「船橋のなし」梨ダンスコンテスト授賞式

優勝者は八千代市在住の姉妹

 今年の夏は「船橋のなし」のプロモーションの一環で「NA NA NA なしダンス」の楽曲・ダンス動画が作成され、同ダンスのコンテスト上位入賞者の授賞式が10月25日、「市場カフェ」(船橋市市場1-8-1 船橋市地方卸売市場関連棟0番通路)を会場にして行われた。

 同ダンスは今年、新型コロナウイルスの影響で運動不足や、遊び場のない子どものストレスケアの一環で、「家でも踊れるダンス動画を作ろう」と、梨をテーマにした歌とダンス「NA NA NAなしダンス」を企画。

 作詞・作曲は「船橋に音楽が365日ある街に」と活動する「ふなおん365」所属で船橋市出身のエールソングシンガーLiCaCo(リカコ)さん(26)が手掛けた。 

 ダンスは船橋でも活躍する女性ダンサー「STAGEWOMAN(ステージウーマン)」代表のMooming(むーみん)こと寺本睦美さんが手掛けた。

 720日から配信を始めたダンス動画には、2人を始め、市内梨農家や近隣の小学生、「船橋のなし」事務局メンバーもダンスに参加し、ダンスを広めた。

 そのため、ダンスに絡めた2つの企画を実施し、1つは市民からの投稿で集まった動画を再編集して新たな「船橋のなし」PR動画を作る「市民参加型PR動画」。

 もう1つが、この楽曲とダンスを使った「船橋のなしダンスコンテスト」。動画を投稿することで応募できるダンスコンテストで、より元気に楽しく踊ったダンサーを審査で決めるというもの。

 応募総数は13団体。個人での応募のほか、市内の介護福祉施設、スーパーマーケット、ダンススタジオ、こども園などのほか、千葉ジェッツふなばしのスタージェッツやご当地アイドル「フルーツリング」も参加した。

 審査員には、振り付けを担当したMoomingさん、編曲を担当した小松遊一さん、作詞作曲のLiCaCoさん、梨農家「船芳園」の加納芳光さんも加わって、審査した。

 優勝は八千代市に住むダンスが大好きだという姉妹「ダンス姉妹さおりみのり」、2位は東京都在住で同じ幼稚園の4人で応募した「なしガールズ」、3位は市内に住む幼稚園児とママの「はーちゃんとママ」という結果となった。

 優勝者には梨にちなんで賞金74,000円が贈られ、同授賞式には参加できなかったMoomingさんからは、参加者1人1人に向けられたメッセージ動画が届き、受賞者の子どもたちが真剣にメッセージを聞く姿も見受けられた。優勝者の「ダンス姉妹さおりみのり」には、「動画の中にいろんな工夫があった。満場一致の優勝です。なしダンスのマスコットキャラクターとして、今後も一緒に踊りたい」というメッセージも。

 LiCaCoさんは「自分の曲でみなさんが歌ったり踊ったりしてくださったのを見て感動しました。音楽と一緒に船橋のなし、そして船橋を盛り上げていきたいです」とコメント。

 梨農家の加納さんも「梨を育てるのは、私たちもそうですが、地域の若い方の力も必要なんです。こういう企画なども通して、若いみなさんも一緒に梨を育てていっていただければ」と話した。

 授賞式のあとには、会場である「市場カフェ」で、船橋のなしを使った「梨ジャム」が入ったクレープが受賞者に振る舞われ、式は終了した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • Moomingさんからのメッセージを聞く受賞者

  • 優勝した「ダンス姉妹さおりみのり」。後列左から加納さん、LiCaCoさん

  • Moomingさんのオンラインダンス講座に参加したことがあるというダンス好き4人の「なしガールズ」

  • 3位受賞の「はーちゃんとママ」。ママは「ニコママ船橋」を運営する関まりこさん

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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