2020年10月26日 配信

館長の大江裕代さん

10/26(月) 夏見公民館でオンライン「みんなのアオハルセミナー」

オンラインワークショップは市内公民館初

 夏見公民館(船橋市夏見2-29-1、TEL 047-423-5119)で現在、公民館主催の「みんなのアオハルセミナー」が公民館初となるオンラインワークショップとして11月7日と14日に開催される。

 同公民館では、昨年、次年度の事業計画を立てていた中で立案。当初は高校生だけを対象にしていたという。「広く公民館の存在を知ってもらうために、高校生に公民館に来てもらえるような企画にしたいね、ということで始まりました」と話すのは、担当の白井麻衣子さん。

 3月に新型コロナウイルス感染拡大のため緊急事態宣言が出され、コロナ禍で開催が危ぶまれる中、「だったらオンラインでできることをしよう」と、オンラインの講座と実際に公民館で体を動かすダンス講座の2回をセットにし、開催を計画。状況が日々変化する中、9月から10月へと開催月をずらし、そして今回の11月開催にやっとこぎつけたという。

 2本立てのセミナーは、1本目は11月7日に、作家・田丸雅智さんによる第1回オンラインワークショップ「だれでもおはなしが書けちゃうショートショート講座」。田丸さんはTV番組「情熱大陸」など多くのメディアに出演している作家。

 同ワークショップは、オンライン会議ツール「Zoom」を使ったオンライン講座で、パソコン、タブレット、スマートフォンのいずれかに、Wi-Fi環境が必要になる。

 2本目は11月14日に、ダンスインストラクター「みっちゃん」こと湯淺美津子さんを迎え、同公民館で「みんなでふりつけをしてダンス!ダンス!ダンス!」を開催する。

 第1回のワークショップの「ショートショート」とは「短くてふしぎなものがたり」のこと。田丸さんのショートショートの書き方講座の内容は、小学4年生の国語の教科書(教育出版)に採用されているもので、巻末には書き下ろし作品も掲載されている。

 第2回のダンス講座は、同公民館の講堂で、消毒の徹底やソーシャルディスタンスを保ち、新型コロナウイルス感染防止の対策を徹底し行われる予定。「動きやすい服装で、スニーカーで来てほしい」とのこと。

 しかしながら、予定していた高校生からの応募がなく、急遽今月26日から対象を小学生から高校生に広げた。同館館長の大江裕代さんは「計画立案の時点では『よいプログラムができた』と思っていましたが、高校生の実態を掴みきれていなかったことを思い知らされました。方向転換して、なんとか実施したいと考えております」と話す。

 「最初は異年齢間の活動に抵抗を感じるかもしれませんが、どちらの講師の先生も普段から全年齢層を対象に講座をされている方々です」とも。

 当初は、2回参加できる人を条件に入れていたが、どちらか一方しか参加できない場合は相談に応じるという。

 参加希望者は10月31日までに要申し込み。メール(k-natsumi@city.funabashi.lg.jp)で、件名を「みんなのアオハルセミナー」と入れ、本文に1名前、2ふりがな、3ニックネーム、4学校名、5学年、6性別、7郵便番号、8住所、9電話番号を入力して送信。家族で参加する場合は参加全員の名前、ふりがな、ニックネーム、続柄を入力すればよいとのこと。

 大江さんは「幅広い世代に公民館という存在を知って使っていただきたい、という思いが一番にあります。これからも試行錯誤しながら、公民館を知っていただく機会になるような事業を計画していきたいと思っています」と意気込む。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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