2020年10月17日 配信

左から、ガールスカウト千葉県第10団リーダーの木村みゆきさん 団委員長・石塚恵子さん

10/17(土)ガールスカウト千葉県第10団が一般向けにキャンプイベント

新型コロナウイルス感染症の影響で今年初開催

 「千葉県立船橋県民の森」にある「船橋市大神保青少年キャンプ場」第1サイト(船橋市大神保町594)で11月22日、「子どもたちの心身の健全な発達のための子どもの自然体験活動推進事業」として一般参加者を募って、ガールスカウト千葉県第10団指導の下、デイキャンプが行われる。これは同団としても初の取り組みだという。

 同デイキャンプは文部科学省委託事業。新型コロナウイルス感染症の影響による子どもたちの野外活動の減少や、感染症に対する不安感などは、子どもたちの成長にとって良くない影響を及ぼす恐れがあるという意見もある。

 そこで、本事業において、自然の中での体験活動を充実する取り組みを全国的に展開することで、子どもたちを取り巻く環境に生じている閉塞感を打破するとともに、子どもたちの元気を取り戻し、健やかな成長を図るものだという。

 テーマは「チャレンジ、チェンジ、ガールスカウト」。対象となるのは、船橋市在住の小学生親子20組(先着順)。主催は、公益社団法人ガールスカウト日本連盟。主管は、一般社団法人ガールスカウト千葉県連盟で、後援に船橋市教育委員会も入っている。

 今回の活動内容は、「モンキーブリッジで遊ぼう」「焼き芋を作ろう」「パラコードで私だけのクラフトを作ろう」「身体を使って仲間と一緒にゲーム大会」など。感染拡大防止も十分留意した上で開催する。

 ガールスカウト千葉県第10団リーダーの木村みゆきさんは、今回のキャンプについて「2月からのコロナ禍で子どもたちの閉塞感や失望感を目の当たりにしてきた。野外に出て、陽を浴び、遊んで笑うことによって、どれだけ元気を取り戻せているかの効果測定も兼ねています」と話す。

 また、団委員長の石塚恵子さんは「10団ではキャンプ活動を重視しています。個々が役割をしっかりこなすことで防災や危機管理に役立つことが多いです」とも話す。

 今回、指導にあたるガールスカウト千葉県第10団は、船橋市本町にあった「中村文具店」の店主夫妻が中心になって、1958年に発団した千葉県内でも古参のガールスカウト。

 現在は66人が所属し、うち小学生が27人。主な活動は「春のスキルアップキャンプ」や大運動会、夏の団キャンプ、秋に行う「SCAPPキャンプ」、冬は特別養護老人ホームへの慰問や新年集会など、野外活動を中心とする。大人の良いコミュニケーションの中での少女たちの育成に、日々力を注いでいるという。

 団委員長の石塚恵子さんは「コロナ対策をしながらのデイキャンプですが、参加することで少しでも仲間の大切さ、一緒に過ごすことの楽しさや大切さを感じてもらいたい。そして、ガールスカウトに興味持っていただけたらうれしい」とも話した。

 イベント開催時間は10時〜14時。問い合わせ・申し込みは、メール(gschiba10@gmail.com)に、氏名、学年、電話番号を連絡。先着順で受け付ける。

 参加費300円。持ち物は、昼食、水筒、敷物、軍手、タオル、マスク、手指消毒剤、虫除けスプレーなど。服装は、長袖、長ズボン、帽子。たき火もするので洋服は木綿の物を推奨している。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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