2010年12月01日 配信

お寺でシンポジウム(リレートーク)とコンサート~アート・地域の力~

演出家と住職のコラボレーション

IMGP1392-1.jpg

 12月11日(土)に中山競馬場で行われるイベントで締めくくられる『東葛地域・市民活動フェスタin船橋』。その一連のイベントとして市民活動に関して語り合うシンポジウムが宝成寺(船橋市西船6-2-30)で開催された。

 富山県利賀村の利賀芸術村で1982年より毎年開催している世界芸術祭『利賀フェスティバル』で世界中からひと夏で4000人ほどの来場者を集めている演出家の鈴木忠志氏、京成西船駅から徒歩3分の立地にある宝成寺住職の赤星隆誠氏によるリレートークショーと打楽器演奏者で世界的に知られている高田みどり氏による演奏が行われた。

 

 演出家の鈴木氏は市民活動について「ウソもある意味でクリエイティブ。誰もが知っている事で楽しむのは芸能」と表現し「新しいこと、誰も知らないことにチャレンジする意義」について話をした。また、宝成寺住職の赤星氏は、「寺は誰のものなのか。寺は仏のもの、仏とは人の世のもの全てが尊い仏である」と説き、全ての人々が気軽に境内に足を踏み入れることが出来るような開かれた寺を目指していることを語った。

 打楽器演奏家の高田みどり氏は、様々な打楽器を使った厳かな雰囲気を醸し出す演奏で来場者に新鮮な驚きを与えた。会場内は静まり返り高田氏の奏でる一つ一つの音に集中し、その不思議な音色に聴き入った。

IMGP1394-2.jpg IMGP1397-3.jpg
演出家 鈴木忠志氏のトークショー 宝成寺住職の赤星隆誠氏 トークショー
IMGP1401-4.jpg IMGP1409-6.jpg
  高田みどり氏の演奏

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード