10/12(月)今回から船橋の作家も参加した広域合同美術展「Propel(プロペル)」
オーエンス八千代市民ギャラリーで開催
オーエンス八千代市民ギャラリー(八千代市村上2510、TEL047-406-4116)で第5回広域合同美術展「Propel(プロペル)」が9月26日から10月11日まで行われ、船橋からのアーティストを含め、過去最大となる16人のアーティストが参加した。
同イベントは市内外問わず広く活躍しているアーティストの作品を八千代市で見られる場を作りたいとの思いで始まったという。
前回までは主に八千代市のアーティストで構成されていたが、今回は同施設で講座や展示をすでに数回行っている船橋の色えんぴつイラストレーター・釘本縁さんをきっかけに、船橋からのアーティストも5人参加した。
人選は、釘本さん自身も掲載されている「船橋人物図鑑」も参考にしながら同企画の担当者が厳選したという。船橋からは釘本縁さん、荒井恵子さん、小倉正巳さん、酒井清一さん、中村頼子さんの5人のアーティストが参加した。
釘本さんは「オーエンス八千代のスタッフの方は1人1人の作家に寄り添ってくれる。展示方法など一緒に展示を作りあげていってくれる。作家だけでなく、来館者も大切にしてくれる」と笑顔で話した。
また、イラストレーターの小倉さんは「自分の作品はアートではなくイラストだから場に馴染むか不安だったがイラストを見て喜んでくださる方がいてうれしい」と話す。
切り絵作家の中村さんは「地域の人にアートに触れるきっかけになればうれしい。アートは潤いと夢を与えます」と話した。
イベント名「Propel(プロペル)」は前へ押し出す、駆り立てる、推進するなどの意味。自身の中にある、または眠っていた「アートを楽しむ感覚」が個性豊かな作品を見て少し前へ動いたうれしいとの思いがこめられている。
オーエンス八千代市民ギャラリーの館長代理を務める唐澤陽子さんは「この場所ができて5年9か月。やっと人が集う場所になってきた。作家さんとの出会いがこの場所をどんどん豊かに広げていっている。ぜひ船橋と八千代で連携してできる企画もやっていきたい」とにこやかに話した。
アートアドバイザーを務める作田弘治さんは「今後は今回関わった作家さんとの繋がりを大切にしながら、また新たな作家さんを見つけていくことでよりアートを地域に広げていきたい」と意気込みを話した。
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