2020年10月05日 配信

会場の様子

10/5(月)海老川ジョギングロード沿いのログハウスで屋外ミニコンサート

市内で活動する音楽グループ「輪」がバイオリン演奏など

 船橋地方卸売市場(船橋市市場1)からほど近く、海老川ジョギングロードに建つログハウスで、10月4日、県内で活動する音楽グループ「輪」による屋外無料ミニコンサートが行われ、通行人も足を止めて生演奏を楽しんだ。

 音楽グループ「輪」は、千葉県内で地域活動をしている音楽団体。声楽、ピアノ、バイオリンなど音大卒業しているメンバーで構成され、今年で創設42年を迎えるという。

 主な活動は、船橋市の中央公民館で年3回の研究発表会のほか、毎年のコンサート、慰問コンサート、学校での演奏活動を行っている。

 今回は、同グループ前会長であるソプラノ歌手・石神静子さんとヴァイオリニストで現会長の小川隆廣さんの2人が演奏を披露した。

 石神さんは千葉県出身の声楽家。声楽家・伊藤京子さんの門下生で国立音楽大学卒業後、石神音楽教室(船橋市本町5−13−15)を運営するなどさまざまな音楽活動を続けている。

 小川隆廣さんは1983(昭和58)年、千葉県生まれのバイオリニスト。国立音楽大学でバイオリン専攻。同大学卒業後、オーケストラのエキストラとしての演奏や個人指導などを通した音楽活動をしている。

 開催のきっかけは、会場となったログハウスのオーナーと石神さんが、昨年、貸し農園の話しから親しくなり、ひょんなことから歌の話に展開した。オーナーから「歌ってみませんか?」と提案があり、当初は夏頃の開催を予定していたが、台風などで延期になり今回の開催に至ったという。

 石神さんは「ご高齢の方と一緒に歌えるような、童謡や童歌などを選曲にしました」と話し、ヴァイオリン演奏での選曲については「クラシックや映画音楽など、みなさんの耳馴染みのある曲を選んでみました」と小川さん。

 会場には開演30分前から人が集まり、15時のコンサート開始時間には、約70人の観客が集まっていた。石神さんの開催の挨拶から始まり、小川さんのヴァイオリン演奏と石神さんの歌と交互に行われ、最後は会場の観客と一緒に「もみじ」「さくら」「虫の声」を歌って終了した。

 来場していた男性は「こういうコンサートはいいね、一緒に歌って楽しかったよ」と話し、女性来場者は「毎日散歩で通っていたので、お知らせの看板を見て知って来ました。こういうの、いいわね」と笑顔で会場を後にした。

 小川さんは「こんなコロナ禍の状況で、地域のみなさんが少しでも明るくなっていただけたらうれしいですね」とコメント。会場にも駆け付けたログハウスのオーナーが「石神さんたちがやってくれるのであれば、季節の変わり目でまた開催したいですね」と話すと、「また、やりましょう」と石神さんは応えた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 左から、小川隆廣さん、ログハウスオーナー、石神静子さん

  • 歌声を届ける石神静子さん

  • 約70人の観客が集まった

  • 演奏する小川隆廣さん

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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