3/31（水）県内最後の『収入役』退任／船橋市役所

2007年3月に廃止となった収入役

　収入役とは、10万人以上の都市においては必ず置かなければならないとされていた市町村の会計事務をつかさどる特別職の地方公務員。改正地方自治法の施工に伴い2007年3月31日限りで廃止された。

　2010年3月31日現在、県内で収入役の職に就いていたのは船橋市の福岡清治氏のみ。事実上最後の収入役となっていた。2007年3月31日で廃止されていた収入役だが、改正地方自治法施工時に在職していた収入役は任期が終了するまでの期間、在籍することができる特例措置があるため任期を全うしていた。

　最後の登庁日となったこの日、業務終了後に市役所本庁11階大会議室でセレモニーを行った。本庁1回のロビーでは福岡氏との別れを惜しむ市職員が大勢で見送りをした。

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