2020年10月11日 配信

店長の能祖さん

10/11(日)大神宮下にベトナムサンドイッチ・バインミー専門店「Bánh mí & Coffee BETO★SAN」

手間を惜しまず安全・安心な食材を使って

 船橋大神宮近くに「Bánh mí & Coffee BETO★SAN」(バインミー&coffee専門店ベト☆サン)(船橋市宮本5-1-8、TEL 047-455-3669)が9月26日にオープンした。

 店名はわかりやすく「ベトナムのサンドイッチ」を略して「ベトサン」にしたと言う同店。看板に描かれた男性の顔は、同店が世話になっている会計士の顔。開店前の8月に日本テレビの番組に一般視聴者から「タレントの近藤春奈に似ている」と投稿があり話題になったが、実はその会計士が闘病中の為、元気になってほしいと願いを込めて似顔絵をトレードマークにしたと言う。

 バインミーとはベトナムのサンドイッチで、外はサクっと中はふわっとした軽い食感のフランスパンに豚レバーのパテを塗り、野菜やハムなどをはさんだものでベトナムでは朝食や軽い食事として親しまれている。バインミーの専門店は県内では初めて。

 当店は、道路をはさんで目の前にある「スタジオボディメイク」(船橋市宮本2-4-6)の関連会社が経営。店長の能祖理絵さん(43)は浅草出身、船橋市在住。同スタジオで2009年からトレーナーとして勤務するかたわら健康な体作りに大切な食にも関心を持ち、調理学校に通うなどして安全な食材や調理法等を勉強してきた。

 能祖さんは同店のオープン前にはベトナムへ何度も行き、本場のバインミーの作り方やコーヒーの入れ方などを学んできた。「当店では本場の作り方で日本人の味覚に合わせて豚のパテやベトナムハムを店内で作っています。厳選した国産肉を使い添加物は使っていません」と能祖さん。「手間はかかりますが、お客様の健康を考えて安心・安全なこだわりのバインミーを食べていただきたい」と話した。

 会計は、入り口の左側の券売機でチケットを購入するシステム。チケットは店内と持ち帰り用に分かれている。白壁に木製のドアのシンプルなカフェ風の外装で、店内にはカウンター席が6席。店舗面積は6坪。壁には蓮の花やアオザイの女性などが描かれ、ベトナムの雰囲気を醸し出している。フリーWi-Fi、ACアダプタ完備。

 バインミーは「グリルドチキン」(630円)など4種類。いずれもスライスしたキュウリ、ニンジンと大根の手作りナマス、豚のパテ、パクチーが入る。サイドメニューは「海老の生春巻き」(250円)など3種類。バインミーとサイドメニューのセットで50円引きとなる。8時から10時の間のモーニングセットは100円引き。

 ベトナムホットコーヒーは豆をベトナムから輸入し、「フィン」という金属製の専用フィルターを使って15分位かけて淹れる。「時間がかかるので熱々のコーヒーではありませんが、本場らしさを楽しんでほしい」と能祖さんは話す。ホットコーヒーは無糖と練乳ミルクの2種類。フルーツティは店内で作るコンフィチュール(カットした果物を砂糖漬けにしたもの)を使うこだわりよう。

 テイクアウトはベトナムの伝統的なスイーツ「チェー」(500円)以外は可能。同店ではテイクアウト客は9割位を占め、幅広い年齢層に好評だ。営業時間は8時~17時。水曜日定休。臨時休業日など最新情報はFacebook、Instagram、Twitterで配信している。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • カウンター席。壁にはベトナムの雰囲気の絵

  • 「こだわりベトナムハム」(780円)とベトナムホットコーヒー(500円)

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
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