2020年10月03日 配信

オーナーの大森さんが秋晴れのような笑顔を届ける

10/3(日)三山の焼肉ホルモンそらかぜがキッチンカー参入

コロナ対策施しつつ出店場所探しも

 船橋市と習志野市の市境付近にある焼肉ホルモンそらかぜ(船橋市三山7-12-4、TEL047-407-0349)が、9月末頃からキチンカービジネスに参入した。

 同店は、同地で2018年1月に開業。地元三田中学校卒業生の大森容平さん(44)が経営する焼肉店。味はもとより大森さんの人柄と従業員の接客などが地域の支持を得て、開業よりこれまで順調に売り上げを伸ばしてきた。

 2店舗目を出店しようと考えたときに、「実店舗出店には経費がかかり過ぎる」こと、根っからの三山っ子として育ってきた大森さんが祭り好きで「移動販売とか屋台とかで出店したかった」ことからキッチンカー業態を検討していた。

 昨年から友人・知人から情報を収集しはじめた。準備をしている中で新型コロナ外出自粛の影響を受け3月~5月は全く売り上げが立たず、4月は半分以下。5月のゴールデンウィークまでは売上が回復しない状態が続き「待っているだけじゃだめだ」と実感。

 並行して中古自動車販売業を営む仲間に車両探しを頼み、不動産建築会社を経営する同級生にはキッチンカーの内装やキッチン部分施工を依頼するなど人的ネットワークで準備を進めてきた。念願の車両は今年7月に納車、9月からキッチンカー出店を開始した。

 メニューは、店でも好評な「串」、「ロース」、「タン」に加えキッチンカーオリジナルで「カルビキムチドッグ」などを提供。焼肉専門店の仕入れ、目利き、味付けのメニューは店で下仕込みをして現場で最終調理して提供する。

 記念すべき初出店は地域のパチンコ店。パチンコ店利用客向けのサービスという部分もありお試し価格で提供。「まずまずの成果。たくさん来すぎても対応ができないので徐々に慣れていきたい。一番うれしかったのは本店のお客さんに出店先で声をかけてもらった事。たくさんの人に応援してもらって生きているのを実感しました」と笑顔を見せる。

 今後は本店との相乗効果を狙った戦略も模索していくという。「住宅地とか団地などのお客さんがいる場所に出向いて行けたら」と本店の広報も兼ねた移動販売出店なども検討していくという。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • ナンバーはもちろん「イイニク」

  • ハッチバックが開きカウンターとしても活用できる

  • 省スペースの中に様々な工夫が凝らされている

  • 店内も感染症対策がバッチリ施されている

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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