2020年09月19日 配信

9/19(土)船橋法典に店内飲食もできる惣菜の店「タツノコ」

鶏料理がメインで家庭料理もさまざま

 船橋法典駅から徒歩5分の場所に9月4日、惣菜の店「タツノコ」(船橋市藤原1-27-30)がオープンした。

 店主の森井宏一さんは藤原出身で、法典西小、行田中を卒業している。「服部栄養専門学校」(東京都渋谷区)を卒業後は、「ヒルトン東京ベイ」(浦安市)に就職し、その後レストランと洋菓子の店「KIHACHI」(千代田区)でフレンチや中華なども作り下積みすること10年。「シンガポールシーフードリカブリック」(港区)でアジアンエスニックを作り、マットクラブの調理や屋台料理を習得したという。

 現在住まいは東京にあるが、地元船橋を活性化したいという思いや、法典に総菜店がないことなどから、同店オープンを決心したという。

 店名は父親の名前に「達」が付くことから、その子どもということで「タツノコ」だという。「父は前貝塚で無農薬野菜を育てること10年近くになり、その野菜を使うこともあります」と森井さん。店は母親と妻が手伝い、店に飾られている緑の目立つ布看板は、娘のデザインだという。

 店舗面積は49坪。メインはテイクアウトだが、店内での飲食もできる。店内には2人掛けテーブル2卓に4人掛けテーブル1卓があり、新型コロナウイルス感染症対策として、壁を抜き、風通しを良くしたという。雨対策でカーテンも取り付けている。

 総菜は「鶏料理がメインで、一押しは唐揚げです」と森井さん。定番の「唐揚げ」(100g=100円)、「チキンカツ」「チキンミソカツ」(16時~、1枚=100円)のほか、総菜はその日の仕入れにより、「肉じゃが」「かぼちゃ煮」「牛肉煮」「ひじき煮」(各100g100円)などがそろう。

 近所に住む主婦は「チキンミソカツの大ファンなんです。1枚100円で安いうえにすごくおいしいので、びっくりしました」と話し、家路についた。

 森井さんは「市川東高校や船橋法典高校の部活帰りの子がよく寄ってくれますし、幼稚園帰りのママたちも多いです。みんながにぎやかに過ごせるような店を目指しているんです」と話す。さらに「この店を皮切りに、市内に惣菜店を増やしていけたら」という夢も打ち明けた。

 営業時間は11時(月曜のみ16時)~20時(売り切れ次第終了)。不定休。駐車場2台分あり。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 一番人気は唐揚げ。「タッパなどを持参していただいても構いません」と森井さん

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