2020年09月19日 配信

フードバンクなどの寄付で提供される食事

9/19(土)海神のインマヌエル教会で「コミュニティ食堂」

子どもも独居高齢者も子育て世帯も集える場として

 地域の誰もが集まって食事するというコンセプトの「コミュニティ食堂」が9月18日、船橋駅と東海神駅の中間あたりにあるインマヌエル教会(船橋市海神2-13-30)で行われた。

 今回が初開催となる同企画は、地域で保健師として活躍する館(たて)さんが代表となって開設。そのほか、職場の同僚で管理栄養士、保健師など10人のメンバーが中心となって実行に移した。

 規格外やまだ食べられるにもかかわらず食品衛生法などの規定で流通ルートに乗せられなかった食材などを扱う「フードバンクふなばし」や「子ども食堂ネットワーク」が食材やノウハウ提供で協力。

 インマヌエル協会は会場を無償提供し、町会では掲示板にポスターの掲示などを行った。企画名は、同教会「コミュニティー・チャペル」にあやかり、地域を巻き込んだ事業として開催にこぎつけた。

 この日のメニューはカレーライスに唐揚げ、コールスローサラダにみかんゼリーというセット。ご飯は体のサイズに合わせて小・中・大から選ぶことができ、お代わりも無料。食事代になる会費は、大人300円、子どもは無料。

 初回となったこの日の開催には、12時の開場と同時に小さな子連れのファミリー層や自治会の高齢者、近隣で子ども食堂を開催している関係者などが集まりソーシャルディタンスを取りながらもにぎわいをみせた。

 今後は、地域の自治会やフードパントリー、地域包括支援センターなどと連携し合って事業を継続していき、毎月第三土曜日に定期開催していくという。

 「コロナで生活苦になっている方や独居のお年寄りなど幅広い層の方々が集える場にしていきたい」と館さんは目標を話す。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • コミュニティホールと呼ばれる教会の食堂で開催

  • 入口では記帳と消毒

  • 信者の寄付や献金で建てられたという教会

  • 国内でも有数の規模を誇るという礼拝堂を持つ同教会

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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