2020年09月13日 配信

完成イメージの「おくやみハンドブック」

9/13(日)船橋市役所で死亡関連手続き専用窓口「おくやみコーナー」10月から

1つの窓口で12課23業務を受け付け可能に

 船橋市では戸籍住民課で死亡に伴う各種手続きを1つの窓口で受け付ける「おくやみコーナー」を10月6日に開設、10月1日から事前予約を受け付ける。

 家族が亡くなった場合、それに伴って健康保険証の返還、介護保険被保険者証の返還など、多岐にわたる手続きが必要となる。新設される「おくやみコーナー」ではこれらの手続きを、遺族が少しでも負担なく行えるよう市がサポートするものとなるという。

 「おくやみコーナー」は事前予約制で、遺族が市役所に出向いて面談する。市の職員が聞き取りながら得た情報をもとに、必要な手続きを特定し、手続きの必要な窓口の案内、申請書などの作成支援を行う。遺族がこのコーナーを利用することで、庁内の12課23業務を受け付けてもらえるようになる。

 書類作成に関しては、住所や氏名など何度も記入する情報を基礎情報として登録できるため、申請書などを記入する負担の軽減や身分証明書などの提示の重複の軽減に加え、手続き漏れの解消などの効果を見込んでいる。

 なお船橋市における死亡届け件数は、2017(平成29)年度は5148件、2018(平成30)年度は5290件、2019(令和元)年度は5440件とここ3年は増加傾向にある。「大切な人を亡くされたご遺族が少しでも負担なく行っていただけるようにサポートするものです」と担当者。

 同コーナーでは、相続・税金など、市役所以外での手続きに関する軽易な案内もできる限り行うという。 

 同コーナーの開設場所は市役所1階、戸籍住民課内カウンター。事前予約は3開庁日までで、受け付け時間は9時~16時。

 また、船橋市は同コーナーの開設と合わせて、市役所での手続きなどをまとめた「おくやみハンドブック」も10月1日から配布を開始する。同ハンドブックには、届け出に必要な持ち物一覧、手続きチェックリスト、必要な手続き一覧、市役所以外での主な手続き一覧などが記載されている。

 同ハンドブックはA4全42ページ、発行部数は2400部。配布方法は戸籍住民課で死亡届を提出した遺族や代行の葬祭事業者に配布する。

 なお、同ハンドブックに記載の内容は市ホームページにも掲載し、ダウンロードも可能となる。「おくやみハンドブック」に関する問い合わせは戸籍住民課(TEL 047-436-2270)まで。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「おくやみハンドブック」のサンプル

この記事を書いた人

yumiko_mikami

yumiko_mikami

MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
船橋の魅力をどんどん発信していきます!
  • Facebook
  • Instagram
スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード