12/15(火)世界を楽しく知って飛び出そう/八木が谷小学校
世界を回って似顔絵を描く
八木が谷小OBが母校で講演
八木が谷小学校では総合学習の一環として国際理解を高めるため、マスコミなどで話題の『世界中をまわって出会った人々の似顔絵を描いている』先輩 黒木皇さんを招いて6年生対象の講演会を行った。
「海外旅行に行ったことがある人何人居る?」―120名以上いる児童の内約1/5が挙手したところから講演会は始まった。
世界35カ国以上を回って各国で人とふれあい、現地の人と寝食を共にしてきた黒木さんは、スライドを見せながら活動についての紹介を始めた。
「世界中を旅するならどのくらいの重さの荷物が必要だと思う?」―
(1)10kgくらい
(2)20kgくらい
(3)25kg以上
三つの回答を用意し児童に考えさせる。ちなみに一番回答の多かったものは(2)。ところが、実際に世界を回るときにはバックパック(23kgくらい)一つと肩から提げるハンドバッグ一つで旅に出掛けるという。
次に、旅をしている中で黒木さん が感動したという風景ベスト3を紹介。
(1)クロアチアの風景…アニメ魔女の宅急便イメージの元になったという風景を目の当たりにして。
(2)ケニアの草原…見渡す限りの平原でキリンやライオンが普通に歩いているのに感動をした。
(3)カッパドキア(トルコ※写真参照)…大自然の力の偉大さを実感して。
次は黒木さん の実体験から、外国では色々な人に助けてもらったという黒木さんは、「日本で外国人が困っていたら是非とも助けてあげて欲しい」と児童に呼びかける。
黒木さん自身がそうだったが、「旅人は親切を受けた国を好きになる」のだという。
そして、世界を回っている中でその国々で食べたものについてスライドの写真と黒木さん がアップしているYouTUBEの映像をもとに紹介した。
終盤に差し掛かり、アフリカの国では仲良くなった子に学校に連れて行ってもらった話を紹介した。
学校とは名ばかりで校舎も教科書もない木陰での授業。時には筆記用具すらない場合もあるという。たくさんの子供達に対して教師は二人だけ…
自分の育ってきた日本の環境とのあまりのギャップに驚いた黒木さん。「同じ地球に 同じ時代に 生まれたのに、生まれた国が違うだけで こんなにも違う」自分たちに出来ることを考えるようになったという。
「自分に出来る範囲で、出来ることを協力して欲しい。例えば、ユニセフに寄付、文房具を寄付する、海外に行って自分が先生になる…僕にも出来ることがある。皆さんもできることがあります」と講演を終えた。
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