12/8(火) 平成21年度船橋市漁業組合郷土学習講座
/船橋市漁業組合
今からでは想像もつかない
ちょっと前のふなばし
船橋市漁業組合では、「郷土の歴史を船橋市の住民にもっと知ってもらいたい」と今回で12回目になる船橋の漁業と郷土の学習講座を開催した。
組合員から滝口友治さん(80)、岩田松夫さん(79)、内海幸雄さん(76)の3名に司会者として組合長の大野一敏さん、コーディネーターとして船橋の郷土史に詳しい村上昭三さん(78)を講師に向かえ座談会を行った。
当初は、硬い雰囲気が漂っていたが、徐々に昔の記憶がよみがえるにつれ、講師陣は、「漁師町船橋」の活き活きとした様子を独特の漁師言葉と内輪ネタで披露してくれた。
当初、「若い漁師に昔の船橋を知ってもらおうと企画したが、思いのほか一般の人の方が参加が多かった。20代の参加者もいたので驚いた」と学習講座担当の和野内さんは語る。
座談会の中では、「小遣い欲しいときは長太郎にアマモを持ってきゃいくらでも買ってくれた」や、「小学校は三年生まで通ったけど途中からどうしたっけ・・・!?」など、講師陣が生きてきた船橋の町。そのはち切れんばかりの『エネルギー』や、伸びてゆこうとする『市民力』がまるで目の前に再現されたかのようにイキイキと伝わってきた。
ちなみに、船橋市漁業組合の組合員165名の平均年齢は66.4才との事。まだまだ、ちょっと前の船橋について語ってくれる講師の方には事欠きそうもありません。一度漁師町船橋の話を聞きに来てみてはいかがでしょうか?
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください
Sponsored by MyFunaサポーター