9/12(土)船橋市場唯一の寿司店「ひしの木」がリニューアル
看板メニューは「船橋市場丼」
船橋市場(船橋市市場1-8-1)の関連事業者店舗棟にある、市場内唯一の寿司店「ひしの木」が4月、リニューアルした。
2019年6月で10周年を迎え、オープンから今年3月まで店主箱田英二さんが腕を振るい、4月からは箱田さんの妻・一江さんの弟・菱木光博さんが寿司を握る。
菱木さんは千葉県出身。18歳から寿司店、22歳から和食屋で修行し、30歳で独立。新京成線薬園台駅近くで「ひしの木」を構え、1996(平成8)年に習志野台に移転した。今年4月から船橋市場の「ひしの木」を引き継ぐことになり、確かな料理の腕で昼時は満席で行列ができることも。
菱木さんが船橋市場の「ひしの木」を引き継ぐにあたって、新メニューとして始まったのが「船橋市場丼」(1,500円)。魚から米や海苔、野菜、酒など全ての材料を船橋市場で仕入れている。「市場内に店舗を構えているメリットですよね。毎日通えるので、食材はその日の分しか仕入れず、いつも新鮮なネタで提供できます」と菱木さん。
メニューはほかにも「うに丼」(3,000円)、「いくら丼」(2,000円)、「うな丼」(1,200円)のほか、1,000円メニューとして「海鮮づけ丼」「サーモンいくら丼」「あなご丼」(いずれも小鉢汁付)などがある。
菱木さんは「市場には街中のスーパーなどにはない、市場でしか手に入らない、市場ならではの専門性の高い商品が多いです。ぜひ多くの方に足を運んでもらいたいですね」と笑顔を見せる。
そんな菱木さん、実は手相占いができる。「お客さまに足を運んでもらうためには、料理に加え、何かあるといいと思った」と、占い師のところに2年通い占いを習得したという。現在は閉店後の15時から予約制(1人30分1,500円)で行っているが、30分では終わらないことが多いという。「みんな悩みを聞いてもらいたいんだよね」と菱木さん。占いを超え、悩みや人生相談に応じることも多いという。
営業時間は6時30分~14時。日曜定休(祝日や休市の水曜日も営業)。
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