2009年11月22日 配信

11/22(日)下総三山の七年祭り/二宮神社

いよいよ本番!

三山の七年祭り御礼大祭。

IMGP3112kamisoroeba.jpg 県の無形民俗文化財に指定されている下総三山の七年祭り。その大祭がこの日行われた。会場となる三山では、七年(数え年による)に一度の祭りとあって前日から『禊式』などの神事が行われ前日から大いに盛り上がりをみせていた。神揃場と呼ばれる9つの神輿が集合する広場は、竹で編まれたフェンスに囲まれ、神輿が到着するのを静かに待っている。

 

IMGP3147kikuta.jpg 「ソイヤー!ソイヤー!!」威勢の良い掛け声と共に、最初神輿『菊田神社』が姿を現した。

IMGP3166hujisaki.jpg 次に姿を現したのは二宮神社の神輿。二宮神社の神輿は先の9/13に行われた『湯立祭』の際に田喜野井、藤崎の住人に引き渡されている為、藤崎の住人が担いでの登場。

IMGP3199ooharajinjya.jpg 大原大宮神社の神輿も神揃場に向かう。

IMGP3213hatioujijinjya.jpg 船橋市古和釜からやってきた八王子神社の神輿も神揃場に向かう。

IMGP3217kamisoroeba.jpg 徐々に神揃場に集まってくる神輿。竹垣の中には神輿を担ぐ関係者しか入ることは許されない。

IMGP3227kamisoroeba2.jpg 正に立錐の余地も無い程の神揃場。しかし、まだ全ての神輿が揃っているわけではない。

IMGP3268kamisoroeba.jpg 八王子神社の神輿が神揃場に到着。一番最初に入場した菊田神社の神輿は既に二宮神社へ向かって出発した。

IMGP3307sandaiou.jpg この日、三山の街では多くの民家が、市外からやってくる各神社の神輿とその担ぎ手の為に休憩所となる。

IMGP3308koyasu.jpg 三山の各地に配置されている休憩所。ある関係者は「七年に一度のこの日に散在させるために三山の民は生きている」と語る。休憩所になり神輿が寄るのは、この上なく名誉な事。

IMGP3316sakaki.jpg 二宮神社・子安神社・子守神社・三代王神社の神輿は、23日の未明に行われる磯出祭りの神事で使用される榊が一緒になって練り歩く。

IMGP3402keidaiiri.jpg 各神社の神輿は、担がれたまま二宮神社の境内に入り昇殿します。※神社の境内に神輿を上げること。

IMGP3420keidai.jpg 二宮神社の七年祭りは安産祈願と安産御礼の大祭であり、出産に関わる神事が多く行われる。

IMGP3496keidainihairu.jpg 昇殿の際に境内の梁に神輿上部に取り付けられた鳳凰が接触してしまうこともある為、慎重に担ぐ。

IMGP3557ennniti.jpg 10万人が訪れるこの大祭りは、街全体で縁日が行われ賑やかになる。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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