2020年09月09日 配信

この道路が駅の南側へと続き、前原駅まで行けるようなるという

9/9(木)飯山満駅の南北を結ぶ都市計画道路は令和7年開通予定

平成4年から続く「都市計画事業飯山満地区土地区画整理事業」の一環で

 東葉高速鉄道・飯山満駅(船橋市飯山満町2)の南側にあった山が切り崩され、現在は道路らしきものが現れていることから、一部住民から「南北を結ぶ道路の完成が近いのではないか?」という声があがっている。

 市によると、駅の南北を結ぶ道路「都市計画道路 3・4・27号前原東飯山満町線」の完成は令和7年ごろを見込んでいるという。

 飯山満駅の北側には芝山の「ときめきロード」があり、駅の南側には吹上交差点から前原や薬円台方面へと続く抜け道が走る。飯山満駅は両道路の中間に位置するが、現在は駅の南北を結ぶ道路がないため、芝山〜前原方面を行き来する際に住民は駅を迂回する形で別の道路を利用している。

 現在工事が進んでいる「都市計画道路 3・4・27号前原東飯山満町線」は、平成4年に事業施行となった「船橋都市計画事業飯山満地区土地区画整理事業」の一環で配置されるもの。

 同事業は 船橋市飯山満町2丁目、飯山満町3丁目、芝山1丁目および芝山3丁目の各一部が施工区域となり、事業費として約116億円が見込まれているもの。平成8年に開業した東葉高速鉄道・飯山満駅、平成25年から運用を開始した駅北側のローターリー「交通広場」もこの事業の一環として配置された。

 同事業は、周辺市街地と連携のとれた計画的なまちづくりを行うために公共施設を整備改善し、新たな土地利用の再編成を行うことにより、環境の良い健全な市街地の造成を図っている。同事業には事務所(船橋市芝山3-10-3-105、TEL 047-469-8511)も配置されているほか、今年3月にはこのプロジェクトを取りまとめたパンフレットも発行。船橋市ホームページから、誰でも閲覧できるようにもなっている。

 同パンフレットによれば、事業の工事は令和7年に完了し、令和8年から清算期間となり、その5年後、令和13年が事業終了時期と見込んでいる。

 船橋市飯山満土地区画整理事務所の大西さんは「当事業で建設している都市計画道路は、前原駅まで続く道となる予定です。同事業とは別に、市の都市計画道路整備事業として前原駅から続く道が延びてきて、同事業のこの道とつながる予定です」と話す。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 駅の北側には商業施設が並ぶ

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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