2020年09月08日 配信

郷土資料館の3階が会場となる

9/8(火)郷土資料館で日大理工学部博物館実習生によるパネル展示

「船橋の自然み〜つけた」

 郷土資料館(船橋市薬円台4-19-25、TEL 047-465-9680)の3階「ふなばしギャラリー」で9月8日から、日本大学理工学部博物館実習生によるパネル展示「船橋の自然み〜つけた」が開催されている。

 2016年度から同館では、日本大学理工学部の学芸員課程と連携し、学芸員課程で学ぶ学芸員の卵である「ミュージアム・アソシエイツ」の展示活動に協力してきた。

 日本大学理工学部は、航空宇宙工学科、電子工学科、応用情報工学科、土木工学科、精密機械工学科など14学科があり、船橋キャンパス(船橋市習志野台7-24-1)と東京・お茶の水の駿河台キャンパス(東京都千代田区)の2つのキャンパスがある。

 2004年には科学技術資料センター(CST MUSEUM)を開設し、資料の収集・展示や調査・研究などを行っており、学芸員資格を取得するための学芸員課程も設けられている。

 館長補佐の栗原薫子さんは「今年度も学芸員資格取得のための博物館実習を行う予定で準備してきましたが、今回は新型コロナウイルス感染症対策を踏まえ、パネル展示のみの開催となりました」と話す。

 さらに「これまでは、防災のことや船橋の電力事情のことなどをテーマにした体験型展示などをしたり、夏休みの子どもたちに向けたワークショップも開催してきたんですけどね」とパネル展示となった経緯を話す。

 学生たちはコロナ禍とあって、オンライン授業で各自でパネル制作。同館でのパネル展示、動画による展示物の解説を組み合せて博物館実習を行うことになったという。展示内容は同館に隣接する薬園台公園に繁茂する植物について。

 展示パネルは、「船橋のお花を見つけよう」「花はいつ咲く」「タネと鳥の関係」「タンポポの知恵」「サクランボの不思議」「アジサイの秘密」「薬園台公園に行ってみよう」「詳細説明の植物図鑑」「なんのタネかな」のクイズなどが展示されている。

 「理工系の学生さんらしく、ただ植物を紹介するだけではなく、植物の不思議は力も紹介しています。へー、そうだったんだ!と思うことがたくさんありますので、ぜひ見に来て下さい」と栗原さん。

 開館時間は9時〜17時。月曜休館(9月21日・22日は開館し23日休館)。10月25日まで。

 動画については、9月8日現在、準備中。準備ができ次第、船橋市ホームページ内の「生涯学習チャンネル」で放映予定だという。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 館長補佐・栗原さん

スポンサードリンク

記事の場所