2020年08月29日 配信

船橋市役所

8/29(土)新型コロナ対応医療従事者に船橋市から1人10万円

市内出張所・連絡所のキャッシュレス化などさらなる対策も

 船橋市(船橋市湊町2-10-25)は8月26日、新型コロナウイルス感染症緊急対策として補正予算額約75億円を充てた「船橋市緊急対策パッケージ第4弾」を発表し、新型コロナ対応医療従事者に船橋市から1人10万円を給付するなど、市独自の対策も発表した。

 「感染症拡大防止のための医療提供体制の整備・充実」において、まずは「新型コロナウイルス感染症の拡大防止・収束に向けてウイルスに立ち向かい、相当程度心身に負担がかかる中、強い使命感を持って、業務に従事している医療従事者等に対し、市単独で慰労金を給付します」と発表。

 市の依頼により帰国者・接触者外来を開設した医療機関や、県が新型コロナウイルス感染症患者の入院受け入れを割り当てた医療機関で、2月6日から9月30日までに10日間以上勤務した医療従事者など(委託業者、派遣労働者は除く)に対し、船橋市から1人10万円を給付する。これにおける事業費は4億円を見込んでいる。

 また、医療体制の整備・充実を図るため、患者受け入れ病床を確保している医療機関に対し、市と県の事業費として28億円以上を確保するほか、保健所本部の体制強化にも力を入れる。

 保健所の体制強化については、患者や検体の搬送、疫学調査や病院調整にあたる常勤職員を10人減らす一方で、会計年度任用職員と委託・派遣職員を増員し、体制強化を図る。

 「安心・安全な生活を守るための支援」としては、学校ICT化の推進に18億円以上を割り当てる。公共施設にはWi-Fiを導入し、利用者の利便性向上を図る。Wi-Fiの導入予定となっている公共施設は次の通り。市役所本庁舎(1~3階)、市内全公民館、三山市民センター、市民活動サポートセンター、勤労市民センター。

 そのほか、出張所・連絡所においては証明書発行手数料などを交通系電子マネーで決済できるよう、キャッシュレス化する。

 市内店舗においても、キャッシュレス決済の普及・導入を促進させるため、キャッシュレス決済サービスを新たに導入した店舗には奨励金を交付する。条件としては、市内店舗が事業者を通じてキャッシュレス決済を導入し、当該店舗が1回以上キャッシュレス決済を利用していること。要件を満たした店舗については1件につき2万円を補助する。期間は11月から来年2月までを予定。

 「そのほかの取り組み」としては、市立小・中・特別支援学校の修学旅行が中止となり、その際に発生するキャンセル料を補助する。

 学校トイレの清掃においては教職が行っているが、その負担軽減のためにスクールサポートスタッフなどを追加配置。それでも対応しきれない大規模校のトイレ清掃については、清掃・消毒を業務委託すると発表。

 給食関連業者に対しても補助し、臨時休校した市立小・中学校に物資を納入する業者に対し、2020年3月に事業者が負担した整備管理費などの経費を市が補助する。

 市が発表する緊急対策パッケージはその都度、市ホームページでも発表されている。第4弾については次のURLで閲覧可能。
https://www.city.funabashi.lg.jp/kenkou/korena/001/p083542.html

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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