8/16(日)夏見に洋菓子店「アトリエコクボ」
東船橋「シュガーシャック」で修行を積んだパティシエが父と開業
千葉興業銀行夏見支店のすぐ側に「L’ATELIER des gateaux KOKUBO(アトリエコクボ)」(船橋市夏見4-22-14 丸山ビル1階、TEL 047-409-7730)が7月3日にオープンした。
同店をオープンしたのは市内に住む親子、小窪邦義さんと彬誠(あきのぶ)さん。代表は父である小窪邦義さん。九州出身の邦義さんは、大学卒業後に国内の大手洋菓子メーカーに就職。長年、パティシエとして商品開発や海外事業に携わってきた人物。
息子の彬誠さんは宮本中学校の卒業生。彬誠さんもパティシエの道を進み、都内の個人店で修行した後、東船橋の洋菓子店「sugar shack(シュガーシャック)」で約5年ほどパティシエとして勤務した。「シュガーシャックさんで働かせてもらうことになるとき、最初に『いつかは独立して自分の店を持ちたい』という話はしていました」と彬誠さん。このコロナ禍の中で、ようやく彬誠さんの夢が実現した。
父・邦義さんは「息子が店をやらなければ、自分の店を持つことはなかったと思います」と話す。昨年11月に今の物件を契約し3月オープンの予定で進めてきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、7月にようやくオープンできることとなったという。
「店は、長年住んでいる船橋市内で出したかった。津田沼駅周辺や船橋駅周辺で物件を探したりもしたが、不動産屋からの勧めで今の物件に出会いました。自分たちでも夏見エリアについてリサーチした結果、このエリアの人は洋菓子を買いに行くのに船橋駅まで買いに出ている人が多いことや地域密着型で営業していけそうなことから、この場所で出店することにした」と話す。
販売している商品は、冷蔵ショーケースには生洋菓子、店内の棚には焼き菓子が並ぶ。ショーケース脇のスペースは現在は空きスペースとなっているが「ゆくゆくはイートインができるスペースにしたいと思ってます」と邦義さん。
邦義さんは「今、一番よく出ているのは『モンブラン』(460円)。ほかは『濃厚!チーズケーキ』(450円)も人気ですね」と話し、「原料はちゃんとしたものを使うようにしています。例えばマーガリンじゃなくてバターを使うとか、チーズはデンマーク産やフランス産のものなどを選び、洋菓子に合うものを厳選しています」とも。
彬誠さんは「もう少し落ち着いてきたら、ホールケーキの種類も増やしたい。デコレーションのご要望にもいろいろ応じられますが、ベースとなる実物がいくつかあったほうがイメージもしてもらいやすいでしょうし」とも話す。「洋菓子というのは、何かうれしいときや楽しいシーンで食べるものだと思います。身近な人たちのそんなシーンに彩りを添えることができたら幸いです」と邦義さん。
営業時間は通常時は10時~19時だが、現在は11時~18時で営業。当面の間は水・木曜定休。駐車場は交差点のはす向かいに3台分確保する。
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