2020年08月11日 配信

柏本店で一番人気だという「極みタン塩」

8/11(火)京成船橋駅近くに柏で話題の焼肉店「ほるまさ 船橋店」がオープン

焼肉店経営一家に育ったオーナーが良質な和牛を提供

 京成船橋駅近くに「焼肉ホルモン ほるまさ船橋店」(船橋市本町1-12-22タカナミビル3階、TEL 047-401-1829)が7月1日、オープンした。

 同店は柏に本店を持つ焼肉店。「ほるまさ 柏本店」(柏市柏3)は2009年に代表の成島弘哲(こうてつ)さんが独立してオープン。成島さんが柏で店を開いて10年が経ち、別のエリアでも展開したいという思いから、今回、船橋店がオープンした。

 柏本店は地元常連客やファンが多く、その証拠に、このコロナ禍においても5月以降の柏本店の売り上げは前年を上回っているという。それだけ多くのファンが付く理由を成島さんは、「うちの肉の質には特に自信があります。それでいてリーズナブルな価格設定にしているんですよ。おいしい食材をリーズナブルに提供し、楽しんでいただきたくて」と話す。

 同店で扱う肉は、成島さんが信頼をおく業者から買い付けている。成島さんは幼いころから肉の仕入れなどをすぐ近くで見て育ち、その目利きは確かなもの。というのも、成島さんの家族は焼肉一家で、父方の祖母と父がそれぞれ別に焼肉店を営んでいた。

 祖母は神奈川県川崎市でホルモン焼きの店を営む一方、父は茨城県下妻市で焼肉店「りゅーえん」を経営。父の店「りゅーえん」は過去に雑誌の企画にあった「究極の焼肉店 全国ベスト20」でベスト20入りしたこともあるという。成島さんはそこで修行し、父の技術を受け継いだ。

 10年ほど父の下で働いたのち、2009年に独立。かつて住んでいたことのある千葉県内に店舗を持ちたいという思いから、柏で店を開いたのが「ほるまさ柏本店」。それから10年、今度は新しい地となる船橋で「多くの人においしい食材を楽しんでもらおう」と本当は4月オープンの予定で準備を進めてきたが、このコロナ禍で内装工事が思うように進まず7月でのオープンとなった。

 店舗面積は約29坪。落ち着いたトーンの内装で、4人掛けテーブル3卓、3人掛けテーブル2卓、5人掛けテーブルが3卓のほか、8~9人で完全個室として利用できる部屋も用意する。各テーブルは半個室のようになっており、各テーブルに七輪を置いて肉を焼くスタイル。

 メニューは柏店とほとんど同じとなる。「柏店でほとんどの人が注文してくださるのがタン塩です。うちはこのタン塩で有名になったと言っても過言ではないほど」と成島さん。「鮮度のいい内臓系もそろっています」とも。タン塩は「極みタン塩」(1,180円、ハーフ590円税別)が一番人気だという。

 ホルモン系も各種そろうほか、生肉も取り扱う同店では「和牛ハツ刺し」(830円税別)、「炙り牛すき」(1,380円税別)、「黒毛和牛炙りユッケ」なども取り扱う。

 「生産者とのつながりも大切にしたい」と、同店で提供するごはんは「茨城のコシヒカリ」とされる小田北条米を使用。岩手県の農家さんから直送されたニンニクを使用した「『にんにくオイル焼き』(450円税別)も隠れた人気メニュー」と、「ニンニクの味ってこんな?と、味にびっくりすると思います」と成島さん。

 「柏店もそうですが、当店はファミリー層よりもアッパーミドル層のお客様に多くご利用いただいています。落ち着いた雰囲気でゆっくりとおいしい肉をリーズナブルに楽しんでいただけたら」と成島さんは話す。

 営業時間は17時~24時、ラストオーダー24時20分。日曜・祝日は23時30分がラストオーダーとなる。年末年始のみ休業。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 半個室になっている各テーブル

  • ミノ、ハツ、シマチョウなど、鮮度のいいホルモン系も各種そろう

  • 完全個室は9人まで入ることができる

  • 同店が入るビル外観。店舗はビル3階

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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