宣伝部長の濵津さん

8/7（金）「ふなばしミュージックストリート」今年はオンライン開催へ

出演者を8月16日まで募集中

　毎年10月に開催されている船橋駅周辺の一大音楽イベント「ふなばしミュージックストリート」が、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今年は10月18日にオンラインフェスとして開催することが8月1日発表された。

　同イベントは「音楽でまちを元気に！」のスローガンの下に集まったミュージシャン・市民などによる実行委員会、地元企業、行政が一体となって開催される音楽フェスティバル。

　会場は船橋駅北口にある天沼弁天公園や船橋駅北口おまつり広場など、船橋駅周辺を中心とした屋内・屋外の約20カ所を演奏会場としてきた。出演するミュージシャンは公募によって集められ、生演奏を一日中楽しむことができるイベントとなっている。ここ数年は12,000人を超える観客が訪れていた。

　例年であれば4月から実行委員を公募してイベント準備が進められるが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴って実行委員の公募を見合わせ、執行部でイベント開催の是非について検討を続けてきたという。

　その結果、感染症対策を十分に講じても、会場に多くの人が集まることによる感染リスクを避けるのは難しいとの判断に至り、「こんな時だからこそ、音楽が必要」という思いから、今年はオンライン配信形式で行うことを決定した。

　イベント当日は市内数カ所の会場を無観客として出演者のパフォーマンスを披露し、その模様をYouTubeを通じてライブ配信する予定。例年の同イベントでは街中のさまざまな会場で同時多発的に演奏が行われている形式であることに倣い、それぞれの会場のパフォーマンスを異なるYouTubeチャンネルで同時配信することで、視聴者はテレビのチャンネルを切り替えるような感覚で好みのパフォーマンスを選んで視聴可能とすることも検討しているという。

　同イベント実行委員で宣伝部長を務めるシンガーソングライターの濵津（はまつ）美穂さんは「過去には台風で当日中止となって悔しい思いをしたこともあった。それに比べればオンラインであっても開催できることはうれしいこと。新たな音楽フェスの形を作ることができるチャンスにワクワクしている」と意気込みを話す。

　同イベント実行委員では、8月1日から出演者とボランティアの募集を開始している。各締め切りは次の通り。オンラインフェス出演者募集締切＝8月16日、弾き語りコンテスト募集締切＝8月23日、ボランティア募集締切＝10月8日。

　イベント内容の詳細は、同イベントホームページ（https://www.funabashi-ms.net/）で確認できる。

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